見出し画像

「呑んで、食べて、歌って?したら仲間だべぁ」北海道③

 北海道で忘れらない夜がある。稚内市にあるライダーハウスみどり湯での一夜だ。あの日…
 まず、チェックインから凄い。奥からオーナーさまが来て受付と設備の案内はまでは普通だった。しかし、怒涛のトークに圧倒された。「何処から来たの」などなど、私は話し好きな方なので直ぐにオーナーさんと打ち解けた。そうこうしていると徐々にお客さんがチェックインしてきて、この日は近所の方と全員でBBQ大会になった。

 メンバー紹介
大阪からチャリで日本一周のお兄さん
お父さんと娘さんのバイクで北海道ツーリング
チャリで日本一周の大学生
札幌から仕事終わりで来た男性2人
毎日ここでBBQするのが趣味になった近所の人
暇できた近所のおじいちゃん
バイクで日本一周中の俺
オーナーさん

と大所帯w旅の話しや稚内の話し(よく漁船がロシアに連行されるとか、2mぐらいの鹿に買ったばかりの軽自動車を潰されたとか…)でとにかく大盛り、地元の新鮮海鮮物でビールがすすみうに丼も食べて大満足。その後皆んなで併設されている銭湯に入ってお開き…と思いきや、宿泊するメンバーで松山千春の「大空と大地の中で」を肩を組んで合唱!そう、これがみどり湯恒例の行事なのだ。数時間前まで見ず知らずの人だったのが、もうすっかり仲間になるのだ。これが多くの旅人がみどり湯に行く魅力、いや魔力だと思う。
 この夜はいつまでも忘れられそうにないだろう。またいつの日かみどり湯に帰りたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?