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「道民でもなかなか行かない土地、焼尻島と天売島」北海道②

 焼尻島(やぎしりとう)と天売島(てうりとう)と聞いて場所が分かる道民は80%もいないだろう。まず、GoogleマップでもYahoo地図でも調べて貰いたい。
 行き方は簡単だ、羽幌町から羽幌沿海フェリーに乗るだけ。どちらも小さな島なのでレンタルサイクルで周るのが楽しい。今回は焼尻島だけの紹介になる。(天売島は天候不良でフェリーが欠航になったので、リベンジしたい。)
 焼尻島に着いて自転車を借り、ペダルを踏んだ。港で貰った観光地図を頼りに島の中心に向かった。焼尻島は独特の植生が見られる、例えばオンコ荘だ。強い風が吹き雪が多いこの島では、木は上に伸びず横に広がったり曲がったまま成長した木もある。不思議な原生林だった。
 原生林を抜けると丘陵が広がり、羊たちがのんびり草をはんでいた。この島では顔が黒いのが特徴のサフォーク種の羊を育ている。まるで写真で見たイギリスの田舎を思わせる風景が広がっていて、思わずシャッターを切る手が止まらない。
 お腹空いているのを思い出して、港に戻り昼食に取ることにした。この日たまたま営業されていたCafe de Atelier おくむらさんにお邪魔した。(オーナーさんの気まぐれで営業されているのでやってない日が多いとのお話し)オーナーさんは焼尻島の景色に一目惚れして移住した方で、お話しも楽しくフェリーの時間ギリギリまで話し込んだwまた、料理が得意との事でオリジナルのスパイを使ったパスタも絶品だった。
 今回、焼尻島に行ってみて綺麗で珍しい景色もカフェのオーナーさんとの時間もすごい楽しかった。毎年ゴールデンウィークに本州からくるライダーやまだ行ったことの無い道民ライダーは一度は行くべきだ。

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