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【デザフェス54報告会】初めての2ブース

先日、11/13・14に行われた「デザインフェスタ ’54」
IRO LABにとっては3回目の出展。
同時に、初めての「2ブース」出展という試み。

目標値の設定の仕方が、これで正しいのかどうかはわかりませんが、ハラダの場合はこうしているというお話。

初めて出展する、もしくはいつか出展したいと思う人に向けて書きますので、常連の方にはレベルの低い話になると思います(^^)

①まず、明確に運営に支払う費用を書き出す。

出展料:¥44,000(2日間・2ブース)
レンタル:¥5,860(テーブル2台)

合計 ¥49,860

②次に、最低限かかる費用をざっくりと。

交通費:¥6,352(2日間・手伝い1人+自分)
人件費:¥40,000(2日間・手伝い1人+自分)

合計 ¥46,352

③目標金額の最低値は、①+②

¥96,212→¥97,000と設定します。

④目標金額の最高額は、③の3倍と勝手に想定。

3倍くらいにしておけば、材料費はカバーできてほんの少し利益が残るかな?というざっくりな感じ。割と謙虚な数字になります。自信がないので…。

③×3=¥29,100 → ¥300,000(どんどんざっくり数字になってくる)

※あんまり細かい数字だとハラダは覚えられないのでざっくりにしていきますよ。

⑤この④を平均単価で割り、用意すべき点数を算出。

¥300,000④ ÷ 3,000(作品の平均単価)=100点

しかし目標値行ったら売り場がスカスカになるわけなので
プラス50点くらい追加します。(ざっくり)
実際は「150点」としました。


目標値とは「売上金」ではなく

目標値=「自分がいくつ用意するのか」を算出する為のものです。

その作るモチベ―ションにもなりますし、個数を出すには必要でもあるので売上額目標も一緒に。

この「売上額目標」は別の用途でも使います。
後日説明しますね。

ざっくりな計算ではありますが
最低目標値だけ「どうしてこの金額なのか」を明確にしておけば作り手がマイナスを負うことは無いと思うんです。

普段参加しているPOPUPでもそうですが、目標値を設定するどころか「いくら販売できればマイナスにならない」ことを知らずにひたすらマイナスをたたき出し続けている人が多すぎることを心配しています…。
売上は〇万円だったから、前回より良かった…などという考え方の方が多い。
前回より良かったかどうかは置いといて、この為に支払った費用(出展料・送料・交通費・材料費・人件費)などとの比較で考えないと、実は売り上げの70%は費用だったりします。(何を隠そう初期のハラダがそうです)


数字の根拠が全部ざっくりだと、直前になってこの点数が用意できなかった時に「目標の数には足りなかったけどまぁいいや」とならず
「絶対用意しなくちゃ!」という気持ちを持ち続けることが出来るんです。
目標を作らない時と比べると、作っている時のやりがいが違います。(当社比)

この目標、やれるのか?やるしかない!

コロナ前の2019年秋の倍の値になります。
スペースが2倍なので、もちろん倍なのは当たり前なのですが
こなす人数=1人 ということは変わらないのです。

負担は2倍。

しかし、あれから2年経っていて
自分自身、いろいろな売り場を見たり
方向転換があったりと
経験もついてきているはず。

参考記事
2019年秋の報告記事 … 【目標と達成】デザインフェスタ'50

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