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不倫は最高の思い出なのか

手を動かさなければならない作業中。

同じような年齢の女子がこれまでの恋愛を語り始めた。

今好きな人との馴れ初め。

その前好きだった人との始まり。

それでもまだ、その作業は永遠と続けなければならなかったお陰で、これまでの恋愛の引き出しをどんどん開けまくることとなったその日。

一番の良き思い出が、不倫であるような結論に達した。

今、幸せになっていない私たちにとって、

「結果、好きだった人は、あの人なんだよねぇ」と不倫相手を思い出す。


側から聞けば、その男、誰にでもそんな甘い言葉を囁くような相手ですぞ。と思うんだけれど、数分後に自分の話をしたら、同じようなことを言ってしまっている自分に呆れるばかり。

結局、付き合っていた「普通の彼氏」は、きっと釣った魚に餌は与えないような男が多くて。

そこまでダメな男だったわけではないのだが、通常の男女交際ともなると、男性は「頑張る」必要性がなくなるわけですよ。

その点、不倫男は、一生懸命その時間を素敵な時間にしてあげないと、

「私、何やってんだろ。あなたの事、好きだけど、やっぱりよくないと思うの」と言われることと、隣り合わせなわけで。

だから、不倫男は、ヘリコプターをチャーターするし、

Tiffanyで、好きなものを何でも選んでいいよ。って言うんだな。


そんなお姫様扱いをされていた事実だけがが、良い思い出となって記憶に残り、私の事を愛してくれていた事実だけが心に残る。

今でも、奥さんと別れていない事なんて、なかった事のように。


不倫じゃなくても一心不乱に好きになってくれる男は、

まだこの世界に残っているのかな。。。不安(笑)

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