刀ミュフルマラソンの結果初めての刀剣鑑賞に至るオタクの1か月

おひさしぶりです。


以前のこれ、

ミュージカル『刀剣乱舞』初見の爆速マラソン記録|文月 #note https://note.com/iroirona_july/n/n8f8a170729bf


ちょうど一か月前だそうですね。


タイトルの通り、昨日は五月雨郷を見るためにとくびに行ってきました。沼落ちからこの1か月、結局何してたかな~と思うと、もはや刀ミュの事しか考えていませんでした。今回はそんな話。



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※だいたい時系列


・とくび行きを決める

スタート地点がそこです。フォロワーさんがとくびに多分展示きますよ…と犬たちに転がり落ちたらすぐに教えてくださり、秒でとくび行きを決めました。なんと前回のノートを投稿した数時間後の出来事。
最初は名古屋遠いな~と思ってたのですが地元から1時間ちょっとじゃんとなった瞬間に決断し、その後新幹線をとり、装いを揃えたり、電子チケットをとり、と進めていきました。電子チケットはどこで間違えたのか2枚買いました。

ちなみに揃えた装いはこんな感じ

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ブラウスは油染みを作ったので二枚目を購入しました。さっきから失敗し過ぎている。スニーカーの靴紐は別で通販で買ったものを通したり、雨モチーフだからとデパコスを買ったり、イメージアクセサリーに手を出したりとかをしてました。ヘアクリップがお気に入りです。


・「真剣乱舞祭2022」の配信を追加で買い始める

このオタクは既に持っていた配信に「わんわんのデュエットがなくなる可能性があるぞ」と言われて配信を追加したら現状4公演分の配信を購入しているオタクです。毎度楽しいのでもう大丈夫です。東京公演が怖い。

5月18日の夜公演のメモが残ってたので貼っておきます。べったーに手書きのメモをスキャンしたのを乗せただけなのでわかりにくいとは思うのですが動揺を察してください。


・フォロワーたちから色々届く

沼落ちしたての私を沈めるフォロワーたちがいました。

case1:五月雨郷のしおりを送って来るフォロワー

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貸してた円盤が帰って来たな~と思ったら中に五月雨郷のしおりが入っていてあなやしました。あわてて居場所を作ったらなんだか偲ぶコーナーみたいになってしまいましたが机の一角で私を見まもってくれています。

case2:おつかいを頼んだものにサプライズをつけて送ってきたフォロワー

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これに長曽祢さんセットを加えてやってきたのであなや。
もともとは個ブロのおつかいをお願いしていたのでフレームを用意してお待ちしてたんですが、クリアカードが同封されていて慌てて手持ちのものでどうにか背景をつけていました。画像は最終形で、クリアカードを立てかける事になんとか成功しています。犬の飾り物は家にあったやつです。なんとなく五月雨江はシンバルが好きそうだという偏見からこの並びです。

ちなみにライブ衣装の方はオーロラフレームなので綺麗です。

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時間とかでもわりと違って見えて綺麗です。


・「東京心覚」が見た過ぎて円盤を買う→特典のフィーチャリング映像でめためたにされる

開いた瞬間に「4枚組だ…」として何が入ってるのかな~ととくに何も確認しないまま円盤を手に入れたので見てみたらフィーチャリング映像...フィーチャリング映像...?として、再生しました。デイリーミッションの如く五月雨江のやつを日々見てます。寿命が延びるだの永遠の命だのさんざん喚いているツイートだけちょっと置いておきます。

個人的な感想としては五月雨江では私のいのちの躍動を感じ村雲江では世界平和を感じています。


・歌詞でフォント練習を始める

字を書く事が好きなので好きなフォントっぽい字が書けるように練習中で、その練習にひたすら心覚等の歌詞をお借りしてます。金のラメペンで「問わず語り」を書くのが好きで、そうすると手にラメが少しついて、きらきらしたものを分けて貰えているようでなんだか少し嬉しいです。


・一回「東京心覚」への感情をメモにする

べったーに投げた文章が以下です。

絶対に忘れられない景色は、思い出の中の景色です。だからもう、きっとあの日私が見た「言葉に出来ない」ニュージーランドの満天の星空は、正確には、私にはもう書く事の敵わない景色です。ずっとその景色を、書くんだと、ずっとずっと、本当にずっと、追い求めて来ました。年数にして、約十二年。ほとんど毎日、小説を書いて、暮らしていました。
もう、忘れたくない。――そしてそれが、叶うような、気がします。それがあなたです。
目が眩むほどにあなたは眩しいです。あなた、ミュージカル「刀剣乱舞」、東京心覚。
この舞台を、私は客席では見ていません。それでも、こんなにも、眩しさを感じました。春だと思うのは、私が春を好いているからでしょうか。でも、夏の日差しのようにも思うのです。視界がちかちかと点滅して、頭痛を伴うような、そんな日差しのようなあなたです。東京心覚は。
好きになった刀がいるというのは、それは勿論大きいと思います。推しがいる公演というのは倍楽しいものです。だけどそういう事じゃないのです。あなたは、綺麗だった。とても。私が好きだと思う、そういう綺麗な、演劇でした。
何もわからなかったのに、綺麗だと思えました。二度見て、ようやく少しは理解して。三度目、を、今少しずつ見ています。理解を、しなくても、あなたはただただ綺麗です。だってそこには、私の愛したものがある。
「物語」が、そこにいる。
これは、他の方の感想からの借り物だけれど。あの能面の少女は、「草子」で、つまり、私にとって、それは「物語」です。大作かもしれない、長編かも、波乱万丈があるのかもしれない、コメディかもしれない、淡々とした日々の持つものを伝える何かかもしれない。なんでもいいのです。ただ彼女が、「草子」がそこにいる。
真剣乱舞祭2022で、水心子正秀と平将門が、楽しそうにさんにんで舞い踊るくだりがありました。あそこが、好きで。それと、「問わず語り」。これは、それは勿論、心覚の八振りのものが一番好きで、だけど真剣乱舞祭2022の、みんなで歌う「問わず語り」は、あの本丸の皆でこれを背負っていってくれるのだと、それが伝わって来て、嬉しかったのも本心です。
またもう少し見て行くと、何か、言葉にしたかった事がわかるのかもしれません。今の私の精一杯は、
「あなたは眩しい、目が眩むほどに眩しい。輝いている、とても綺麗に。多分、私のためにも」
そんな感じの、言葉です。


という。なんにも纏まらないまま今に至ります。


・俳句を始める

季語の本を買いました。

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季語の本っていう訳ではないんですが、色々な綺麗な言葉が詰まっていてぱらぱら捲るのが楽しいです。季語をせっかく学び始めたのだし…と俳句を捻る事にしたもののよくわからないな~としていたらフォロワーさんが待ち望んでくださったので今日の一句をするようになりました。

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最初に詠んだのはこんなかんじ。ちまちまためていきたいです。

ちなみに最近見つけた本がこちら

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楽しいです。


・村雲江を思って帯を買う

着物道楽がありまして、贔屓の着物屋に行って最近は刀ミュで五月雨江と村雲江ですという話をしましたら合わせてくれた浴衣と帯がこちら

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絞りの紫の紫陽花にピンクの半幅帯……。

担当さんがあまりに天才過ぎて即決したかったんですが色々出費が重なる沼落ち直後のオタクなので手持ちの着物に合いそうだからと帯だけ購入しました。やった~! ちなみにこの帯はフォロワーさんが祭に巻いていってくれるみたいです。やった~!

帯に「くもさん」と名前をつけました。帯に名前をつけるのは初めてです。


・とくびに行く

五月雨江と松井江の沼落ち約1ヶオタクが行く!ワクドキとくび珍道中~かちゃかちゃになるフォロワーたち~ https://togetter.com/li/1902670

ご参照ください。だいたいそんなかんじです。色々ありすぎて何が何だか...。

徳川美術館さんの感想を纏めておくと、まず道中の道が綺麗だなあと思いながら歩いていました。外壁沿いの木々や花たち、ささやかではありましたがひじょうに可憐でした。緑も鮮やかで生き生きとしてました。どこかにタチアオイかな、が3本ほど伸びていて、どこから来たのかな~と笑顔になりました。
刀剣の前に他の展示についてなのですが、私は書道も茶道も能もわからないなりに、国が大切にしているようなものたちを鑑賞してきました。絢爛豪華なものばかりだと思って行ったのですが、確かにそういうものもあるけれどこれがいわゆるわびさびというやつなのかなあと思うようなものも沢山ありました。龍の口から銃弾が出て行く鉄砲とかは思わずくすりとしましたし、お姫様の直筆の書の字がまるこくて可愛いなあと思ったりしてました。

刀剣は、本当に見るのは初めてで、それに美術館という所にもあまり行く機会がなくて、なので楽しめるかなとそれなりに緊張していました。でもぱっと刀剣が目に入った時に、びっくりして、「くろがねいろだ」とその色味に目を奪われていました。もっと鉄っぽいような、ぎんいろの刃を想像していたんですが、見る角度によって模様(?)も色味も全く違うのだなあと首を動かしたり背伸びをしたりしながら鑑賞しているちょっと怪しい人になってしまいました。その模様(?)なんですが、私はまっすぐな子が好きだなあと、これは余談なんですが説明書きがみんな生き物相手みたいで可愛かったので私もすっかり生き物みたいに思ってます、思っていて、そんな中で進みこの子は美人さんだなあとかこの子はかわいいなあとか、刀剣の厚さとかも違うんだなあとか、色々見ていて、そうしたら、お目当ての五月雨郷、模様(?)がまっすぐで思考停止しました。そもそも最後のスペースの最初に五月雨郷がいておっとあとでにしようと迂回して他の子を見てから戻って改めて鑑賞したのですが、あんまり言葉になるような感想は纏まってないです。ただこれが五月雨郷なんだなあ、とか、これは後から考えた事なんですが、「一滴の乱れなく、美しくただまっすぐに」見えました。五月雨郷はお姫様の結婚に関わって徳川家にやって来たそうで、そういうようなテーマの企画展でもあったので、日々疲れた...と繰り返している人間にはとても楽しい展示でした。ずっとにこにこしてた。

あと喫茶室にも行ってきました。物吉さんと五月雨郷のケーキ、食べました。五月雨郷(菓子切り)で五月雨郷(ケーキ)を切って楽しんだりしました、物吉さん(菓子切り)はちょうどいい長さなんですが、五月雨郷(菓子切り)、絶妙に長くて、引くのが難しかったです。楽しい。ごちそうさまでした。

名古屋の珍道中は最初に貼ったべったーでフォロワーさんたちとワイワイしてた図があるので沼落ち扶助とかに興味のある方がいらっしゃったらそちら御覧ください。



そんなこんなで今日はこれまでをnoteに纏めております。
実は祭のチケットをどうにかしてしまったので(スケジュール都合で諦めていたのをどうにかスケジュールの都合をあわさせた)東京公演に参戦するらしいです、肉体の限界を突破してえいえんのいのちを輝かせていきたいと思います。それでも一先ずはこのように、元気なムキムキのいのちとして刀ミュにも刀剣乱舞にも刀剣にも楽しむ日々でございます。

それではこの辺りで。
私の生活がまたちょっと豊かになりました事を残します。