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クラシックタイプ、コーデのきほん。①

なんか突然たくさんの方にフォローして頂けておっかなびっくりしてます。が……え……一体みなさんオシャレといだてんどっちの人間なんだ??そしてなぜいきなり局地的にバズってるんだ??なんかのバグか??

まぁいいや。

最近日常生活がクソ忙しいので、ちゃんと好きなものたちをペロペロしなさいと神様が言ってるんだろう。神様ありがとう(?)。

ということで、書いている本人は今までと変わらず通常運転で書きたいこと書いてくだけなので、お立ち寄り下さったみなさまには感謝しつつ、フォロー外しなど全然構いませんので、どうぞお気軽に楽しんでって下さい。

もちろん前々から読んで頂いているみなさまにも感謝を。

これからもハイカロリーで頭のおかしいノートを書いていく所存ですので、どうぞこれからも「対象生物の生態観察」みたいな気持ちで見守って下さいませ。


で、前置きが長くなりましたが、今回は「クラッシックタイプ」さんのコーデの基本について考えていきたいと思います。

コーデの基本、といいましても前回のクリアタイプで割とがっつり語ってしまったので笑、コーデを作る基本形と申しますか、これを読んで頂ければプロトタイプがイメージして頂けるかな?という所までがっちし話を進めます。

読後感を想像するにスイートブール完食したときの感じになります。

実はスキ数が多いものから紹介していく予定でしたが、前回のクラッシックさんの記事では「10代、20代の方への"普段の"メイク方法」にあまり触れておらず、クラッシックタイプに関して言葉足らずな点が多く申し訳ないなと思いまして、先行してこの記事を書くことにしました。

前の記事にも追記していますが、元々のブログでは30代前後の方、またはそれ以上のミセスの方々をターゲットにして書いてました。ですので、noteに来て同年代の方やお若い方々の目にも多く触れていることが明確に分かって「あ、もしかしてこっちのコーデ・メイクの方が需要あるかもな」と、緩やかに方針転換した次第です。

なので、前回からちょっと二転三転して分かりにくい所があるかもしれませんが、一生懸命書いていくのでお付き合い下さい。

それでは、クラッシックさんへのリベンジ記事、スタートです。


「大人っぽい」をどうするべきか


アイメイクの記事でも少し触れたのですが、クラッシックタイプさんは基本「くすみ」に激弱。でも、基本肌質がとても滑らかでしっかりされているので、化粧ノリ自体は割と良い人が多いんですね。

だから「サッと固形ファンデで仕上げて、全体的にマットに仕上げてOK」と書いていました。加えてアンニュイな色のリップを塗り、カチッと感のあるものでまとめてあげる。

年代を美しさをそのままに、ヌーディで自然な"大人っぽい"を生かそうと考えていました。

で、これを25歳前後の子の顔に乗っける。

すると当たり前に、断然「大人っぽく」なる。


でもきっと、「大人っぽすぎる」になってしまいましたよね。


ごめんなさい。

大人っぽいが許される場所・セルフイメージをお持ちの方なら、このメイク方法で大丈夫だと自信を持って言えます。

けれども、例えば「仕事場」や「プライベート」など、"若くて、可愛らしく見える方が、どうしても有利に働く場所"というのが、我々の年代の周りにはまだ存在してますね。

誤解のないように言葉を重ねますが、これらの障壁が年を重ねれば途端に消えてなくなる、と言いたいわけではありません。一生足枷になって苦しむ人も中にはいます。

けれど、『自分に確固たる自信をつける前に、外側からの評価が多少なりとも必要な世界に、もう少し居なくててはならない』という側面があることを、私は完全に失念しておりました。

「"年若い"をそれなりに上手く演じる必要がある」

自分はずっと「大人っぽくなりたい」と願って試行錯誤を繰り返してきたし、年上の人が誰しも持っている自然な美しさにひたすら憧れて、大人っぽく見える友人たちには屈折した妬みみたいなものも抱えて生きてきました。

だから、「大人っぽい」が何かの障壁になるだなんて考えたこともなくて。

そのことに、このまえ同年代のクラッシックの子にメイクさせてもらった折、ようやくながら気付かされました。


や、本当に前置きが長くてさっきから申し訳ありませんが飽和してるんですが、私はね、その人の良い所を一番引き出すメイクなりコーデが一番好きなのです。けれどそれ以上に、その人が「良い!」と言うものが結局一番なんだろうなとも考えておりまして。


今回メイクをさせてもらった子たちには「表情がキラキラと輝いて見える、ブライトで明るいメイク」をお顔にのせました。

たったそれだけ。手順なんかプロの方と比べると本当に簡素で、コスメだって素人の横好きにすぎません。


それでも、別れ際の彼女たちの表情は、会ったときよりも数段明るい顔で、瞳がキラキラと輝いてて、表情ひとつひとつに自信があって、実に美しく微笑んで。


きっとそれが答えなんだろうなと、思い至ったのです。

光を吸い込む「謎お肌」


さて、言い訳はこれくらいで終わりにしまして、具体的なポイントを絞ってしっかりご説明していきます。が、いつもの如くこんな感じでぶっ飛んだこと書いていくので、頑張って着いて来て下さい笑。

で、まず始めることは「くすみをしつこく飛ばす」です。

これがね~、クラシックさんは実に不思議なんですが、ハードタイプのコンシーラーは全く必要ないのに、固形ファンデを厚塗りしてカバーするとなんだか顔が曇って見えちゃうんですよね~。う~ん。カバー力の高いものだとそうでもないんですけども~、あとお粉選びも結構難しいですね~。

こんな風にですね、お肌の質感は滑らかな陶器のように均一なのに、光を全部吸収しちゃう「謎お肌」をしてるんですね。

ただ、化粧崩れはそこまでしにくいと思います。自分みたいに今からの季節は塗った端から溶けていくみたいことはあまりないかと。

その代わりいわゆる「ツヤ感」「ハリ感」が不足しがちので、大人っぽくは見えるけれど、「超お疲れに見える緊急事態」が頻発しているのではないかと思います。

また後半でも言及しますが、もうハッキリと似合う・似合わないが明確なので、メイクやコーデのコントラストを上手く調整しないと「ヘンではないが、なんかヘン」になっちゃって、オシャレの目的地を見失う方が多い印象です。まさに『オシャレ大学4年生の夏休み』

あ、ここで言う「くすみ」とは「肌自体のくすみ」であって、なんかこう、シミとか~、肝斑とか~、そういうものを全部なくしちゃえ!!ってことではありません。

別にそういうのは誰でもあるし、ぜーんぶ隠しちゃうとそれはそれで「お顔の信頼度が減る」のでね。それは違うんじゃないかと。こう、「気になる部分を偽装してごまかす」のではなく、「あくまでナチュラル」に。そのための補強=肌トーンを上げるをしよう!って感じで受け取って下さい。

で、具体的に何をすべきか。まずはしっかりと保湿して肌の水分量を極限まで高めて下さい。これは男性にも言えることですね。

ま、お肌が柔らかいもち肌の人が元々多いので、「もうやってるよ~」とか「そこまで肌トラブルきにしてないよ~」って方がすでにたくさんいらっしゃるような気もします。

もちもちのお肌を"作る"


じゃ、メイクする人はその「もち肌」を消さないように、もち肌に見えるものをお顔にのせていきましょう。

まずは下地から。

下地選びはできたらグリーンは避けましょう。グリーンはお顔がマットに見えるので、もし赤ら顔が気になる方ならスポットで仕込むコンシーラータイプをオススメします。

私の経験上クラシックさんは「透明」と「パープル」が上手くいくので、そこらへんを中心に選んで頂いた方が馴染みやすいのではと思います。

これら肌トーンを底上げするものを特に「目元」「口元」「顔の側面」「頬骨」「鼻筋」にしっかりと仕込みます。あとで上からハイライトを足す所ですね。顔の影が「影」ではなく「くすみ」になってしまうので、ここをしっかり飛ばしてやると結構見違えますよ。

そして次にファンデーション。

一番オススメするのはやはりクッションタイプ。ちょっと溶けやすいのが難点ですが、化粧崩れしにくいのでイケるか?!という感じでオススメしてます←。だが夏場はね~、う~ん。う~ん。どうだろうね~。

ってことで、キープ力の高いファンデーションを優先したい夏場は、お粉・ハイライトを上からしっかりのせましょう。

固形ファンデはさることながら、キープ力の高いクッションなどは基本テクスチャが「ペタッ」「ぼわっ」としててシャープさに欠けるんですね。なので光をどんどん足していきます。

お粉はパール感がしっかり入った白っぽいものが良いでしょう。

紫もオススメですが、これはがっつりメイクする場合や血色感を足したい場合に薄付きに乗せるやり方が無難です。パープル系のお粉ってかわいいんだけど大人っぽく見えちゃうので。ここではパール感のある「ツヤッ」「トゥルンッ」としたものを。真珠や陶磁器の質感を目指します。

それかハイライトをがっつりのせる。

私がハイライトを多用するのが好きな理由として、シャドウは溶けると黒く滲むのに対し、ハイライトは「ちょっと鼻なくなったな~~」くらいにしかならないので「化粧崩れは多少なりとも起きる」という前提でお顔を作った場合にとても都合が良いんですね。メイク直しもラク。

「鼻頭」「顎先」「眉山」「鼻筋」「頬骨」、それに「小鼻まわり」なんかにもがっつり仕込み、くすみ・毛穴・肌トラブルを全部飛ばします。コンシーラーで隠すより多分この方がキレイに仕上がるんじゃないかな。

これやるだけでね、だいぶ顔の印象が違って見えると思うので。手順が多くてめんどくさいかもしれませんが、一度試して頂きたいメソッドです。


しちめんどくさい場合には


肌についてだけで前半部が終わりそうです。自分が一番びっくりしてますマジか。

でもね、本当にクラシックさんは肌命なので。肌が上手く出来れば5割はクリアしたと思って良いです。似合う・似合わないが分かりやすいので服選びも上手な人が多いし、良くも悪くも『上質なイメージをベースアップする』のがこのタイプの肝なので。

で、「うっわ、めんどくさ」って場合には、「しっかり乳液を仕込んだ肌に、三角ゾーンだけ薄付きでファンデをのせる」。これもオススメ。

「乳液を仕込む」ってのがポイントで、私はあんまりオイルを信じてません。

本当に良いオイルってすごく高価だし、成分によって合う合わないがひどいし、アレルギーとか色々考慮しないといけない部分がすごく多いからあまりこう、安易に「コレ使ってよ!」って出来ないのがね、扱いづらくて。

なので保湿の中心は「乳液」、それとまぁ「クリーム」なんかでも考えましょう。クリームはテクスチャが重いので夜のスキンケアに回すとして、この夜のクリームの代わりになるようなリキッドファンデ、これを三角ゾーンにのせます。

だからできるだけ美容効果の高い、あるいはスキンケア会社が出しているようなものミドルコスメ群が一番なんだけど、プチプラなら伸びの良い、ほどよく透明感のあるものが良いですかね。

美容成分が豊富に入ってる化粧品ってテクスチャが「うるっ」としてるものが多いから薄付きで肌自体をキレイに見せてくれるし、「これ一本で私は十分ですから」って本物感がね、なんかクラシックさんとぴったりくるんですよね。おもしろいよね。


じゃ、長くなったので前半部はここまで。肌をとにかく整えることしか言ってないけどそれだけ大事なので。

自分みたいなグリッタータイプは変化を反映しやすいので、割と小回りが利くというか、インパクトの大きいものでパッと印象が変わるんですね。でもそういうマジックが通用しないのがクラシックさんです。どこまでも上質感で勝負。

男性の方は肌質が良いもち肌系のほか、肌色が浅黒いセクシー系も問題が少ないのですが、ニキビ跡が赤くなるタイプはちょっと自分の肌に自信が持ちづらいと思います。ですので、これは性別関係なく言えますが一度外来を受診されてみることも視野に入れて頂きたいと思います。


肌って本当に難しいし、日によって変わるし、一生ものだし。

でも一生ものだからこそ、大事に付き合っていきたいものでもありますし。


ってことで、次回はコーデ・メイクなんかにも使えるマットとグリッターの比率、「コントラストの調整」という本題について書いていきます。

ようやく本題かい笑。

つづき。

❤は…noteのアカ無くても押せるらしい…えへへ