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クリアタイプ、コーデのきほん。①

私は以前はてなでオシャレ系記事を書いてたんですけど、個別PV数とかスキ!機能がなかったので、果たしてどんなトピックスが一番需要あるのかイマイチ謎だったんですよね。その点noteはそこらへんハッキリしてて書きやすいというか、「次何書こ~」って思いつきやすくていいなって思いました。

何の話?


では本題です。

今回はわたくしのノートの中でダントツにスキ数が多い「クリアタイプ」について掘り下げてみます。

同テーマを各タイプ順々に、くるくるしながら掘り下げていく感じで書いていくので他のタイプの方もどうかご安心を。私と同じ少数派グリッタータイプもご安心を。

もし「フォローしてやるぜ!」って方がいらっしゃれば、マガジンをフォローして頂けるとありがたいです。私自体だと色んなことあっぱらぱーに書いてて関係ない話が多くて申し訳ないので。エヘへ。

それで、このnoteに来てホント……みなさん……クリアタイプ多いんだね……って証明されて嬉しい反面、クリアさんはおしゃれカーストが超発生しやすいタイプなので出来るだけ懇切丁寧に解説していきたい所存です。緊張。

で、基本の説明は前回終わりまして、嬉し恥ずかし二周目は主に『コーデを考える際の注意点』について考えていきます。

女性向けではあるのですが、出来るだけジェンダーレスに書いてみたつもりなので、男性の方/マニッシュコーデがお得意の方もどうぞご参考になさって下さいませ!!


何でも似合う≠何でもキマる


今回からちょっと突っ込んで書いていくので、説明が多くてややこいな~って感じられるかもしれませんが、どうぞお付き合いくださいませ。いつかまとめ記事出せたらいいな……(願望)

じゃあ、元気よく始めていきましょう!!

クリアタイプさんについての基本説明はコチラを見て頂くとして、このタイプは流行りのファストファッションにガシガシついていける方が多いので、根本的な悩みはほぼ無いと思います。

ただ!!

例えばクラシックタイプが得意なレトロコーデ、グリッタータイプが得意なスポーティーコーデなど『カジュアル要素が少ないコーデ』だと、人により似合う似合わないが激しい傾向があります。

ただしこれは一般のカジュアル服からはかな~りはみ出る領域なので、普段ならそんなに意識しなくとも大丈夫です。

で、この「人により似合う/似合わない」は一体どこから出てくるかといえばとても単純で、ただただ、その服の雰囲気に合わせた髪型なりメイクなりをしている方は「似合っている」場合が多いです。

そういう人はオシャレカースト上位で、オシャレ成功者です。カジュアルならカジュアルメイクor明るい髪色に、ハードならモードかつスモーキーな雰囲気に、といった感じで服のイメージに上手に自分を合わせている人と言った方が分かりやすかったかな。

ここで一旦、反対の場合を考えてみましょう。

「自分の持っている雰囲気をあくまで変えないまま、どんな服でも着こなしてしまう」

……これはビビッドタイプさんの特徴です。アンニュイなスタイリング×カジュアルコーデでキマるタイプ。

そこなんです。

多分これやったらクリアさんは爆死します。

クリアタイプはどんな服でも着れる七変化が一番の強みなのですが、ところがどっこい、全部が全部"着こなせる"というわけではないんですね。

実は、自分の方が服にすり寄っていく努力が必要な八方美人タイプなのです。

なので、「何でも着れるけど、すごい似合ってるかといえばビミョー」とか「流行りのアイテムに抵抗はないけど、逆にコレといったものはない」といった隠れ難民が発生しがちで、そうですね……女性の方限定で言えば「普段と違う服を買ったら、メイクまで変えないといけなくなった」って人が多い印象です。

昨今のアパレルの潮流に乗った流行りの……少し嫌味な言い方をさせて頂くと"都合の良い"顔立ち・雰囲気を持っている"だけ"なので、レディース/ファスト向けにアレンジされた商品じゃないとなかなか難しいのも実情だと思います。コーデ被りもありがちっていうね。

今すぐオシャレ王になりたい人は、ファッショニスタ的オシャレを目指した方が手っ取り早いので、あまり自分のスタイルにこだわらずに色んなコーデにトライされた方がうわべには「オシャレな人」という印象が保てるかもしれません。WEARとか参考にしたりして。

でもそんなお金もないし……。服買うのってお金も体力もいるし……。

ってことで、ここからはクローゼットにありそうなもの・簡単に買い換えられそうなものでコーデのコツを考えていきましょう。

超重要:コントラストを付けすぎない


これが一番重要です。他に重要なことなどありません。これさえ覚えといて下さい。これで大概はなんとかなります爆。

まず「コントラスト」のご説明を。

すでにご存じの方が多数だとは思いますが、コントラストとは「光の強弱のバランス」のことです。が、私の場合はもう少し範囲を広くして「ソフトとハードのバランス=質感(色相)のバランス」と捉えています。この話はいつかまた。

で、「コントラストを付けすぎない」というのは一体どういうことかと申しますと、クリアタイプさんは特に透明感・透け感が必要なタイプなので、このような"透け"と呼ばれるものと非常に相性が良い傾向にあります。そしてこの"透け"の色相変化は『緩やかなグラデーション』になっています。

だからといって、全身グラデーションコーデするのは死ぬほどダサい。『オシャレ』には上手なメリハリが必須なのは周知の事実。

しかしそこは色×色コーデが得意なクリアさんなので、白と黒の一番強いコントラストよりも「モノトーン×色」「色×色」でコントラストを作っていきましょう、という話になります。

これを大前提として、コーデ格上げポイントを3点に絞ってご紹介。

①モノトーンを差し色として使う
②素材と色味のバランスを取る
③顔周りの色で印象を変える

どゆこと?って感じだと思うので、具体的に解説いってみよー!!

①黒にご注意を/白とは上手く付き合う


まず一番大事なことをお伝えします。モノトーンオンリーコーデはしない。これに尽きます。

特にオールブラック/ホワイトコーデは絶対に避ける。制服やスーツよりも私服の方が似合う方は完全にクリアさんなので、爆死したくなかったらコントラスト強い、カチッとしたイメージのものは出来るだけ回避を。

これがね~、仕事なら別にいいかもだけど、結婚式の記念写真で顔が浮く人がなぁ……。う~ん。髪色を少しでも抜いて茶髪にすればまぁいけるんですが、黒いまんまだとね……写真、見返せない感じになっちゃうよね……。

こういう場合は生地に少しグレーが入ってるものかアイボリーにしてもらうのが無難で、もし可能なら背景や撮影方法を「ツヤっ・テカっ・キラッ」ではなく、自然光を生かした「ふわぁっ」とした感じに仕上げてもらうと良いと思います。素材もサテンのツルっとしたのじゃなく、ふわっと素材で。

で、脱線から戻って『黒にご注意を』をご説明しますと、とにかく面積が多いものに黒を持ってくるのは避けましょう。

コートはニュアンスカラーが入っているもの、ネイビー・キャメル・ライトグレーのトレンチもオススメです。またジーンズでバランスを取るのもアリ。ダークからライトネイビーはもちろん、カーキやホワイトでも案外使いやすいと思います。

黒という色味はなかなか厄介で、"重い"んですね。対してクリアさんは「ふわっと感」が何よりも大事なので、黒だと重すぎて顔の印象が負けてしまいます

どうしても面積が多いもので黒を持ってきたい場合はシフォン・綿・レース・ポロなど光沢感が少なくて軽さのあるもの、またカーゴパンツや7分丈レギンスなどオフィシャル感のない形・素材のものにして下さい。

また、白も意外に難しい色だと思います。

白は基本的には日本人に味方する色味なのですが、髪色:黒×肌:白の組み合わせは一番強いコントラストなので、ここにさらにモノトーンを足すとコントラストが強すぎてこれまた顔が負けるんですね。

ではどうするか。

私の見立てだと、白は離して使って頂いた方が良いアクセントになると思います。

パンツや靴、特に合皮・エナメルのマニッシュシューズなんかで辛口をミックスすると上手くいきます。ホワイトベルトのサンダル、靴ひもを白にするのもオシャレです。なんで知ってるか。クリアの子がずっとやってた手だから。

トップスに真っ白が似合わない分、ボトムに白がすごく映える方が多いんですよね。もちろんトップスには色を。髪色が濃い方はくすみ色がキレイですし、明るい方はディープな色がカッコよく決まります。

もうここまで書けば、勘の良い方はすでにお気付きでしょうか。

おしゃれの基本はモノトーンって大体書いてあります。モノトーンでコーデを構成した方が楽だし、簡単だからです。

でも、それが出来ないタイプ。それがクリアタイプです。

だから、服選びには迷わないけどコーデの段階になると迷子になる。ベーシックな組み合わせが似合わないので、カジュアルな服が増える。そして何よりこれといったものがないから、一体自分に何が似合うか分からなくなる。

じゃ、逆に考えましょう。

クリアタイプにとってモノトーンは多用しすぎない方が良い色。少量で抑えた方が良い色味です。ベーシックコーデで色味の少ないものはなんでしょう??

ハイ、正解です!!

モノトーンを差し色として使っちゃいましょう!!

クリアさんはもう開き直っちゃって、差し色に白・黒・グレーを多用しまくりましょう。第一、モノトーンとは『締め色』なはず。差し色だからって彩度にこだわらなくていいはずですよね?!ね?!

女性なら、くすみ色ワンピースにカバンとパンプスは黒だとどうでしょう。柔らかいイメージを優先したいなら黒をベロアに、しっかりなら合皮にするとなおステキかと。イメージを質感に頼れるのもクリアさんの使えるナイスな手です。

ユニセックスだと、綿素材のテロンとした白Tシャツにインナーのビビットカラーをわざと透けさせるのもオシャレ。下はジーンズやカーゴパンツでラフに。しかし手首のゴムや足元のサンダルは黒でしっかり締めましょう。

男性だと黒スキニーはまず避けて、カーキやネイビーに変更を。これからの季節はベージュもオススメです。

黒スキニー好きの方は……そうですね、これは後半戦でやるのでネタバレなんですが、もし高価なものではないならダメージジーンズにしてみると面白いかもしれません。「カチッと感」を減らす奥義ですが、あまり多用はしないでください笑。

こんな感じで、モノトーンをコーデの基本として捉えるのではなく、差し色として考えるとほどよいこなれ感が出てくると思います。

これを気付くのにね……時間かかったのよ……。なんかこう『ベーシックカラー』というネーミングに騙され続けた感が否めないんだけども……。

そうだなぁ、クリアさんはメイドコスすると「うわぁ……完全にコスプレ……」ってなる人なので(?)基本『仕事服』が難しいんですね。

だからこそ普通の日くらいオシャレを楽しんで欲しいし、大人っぽく見せようとムリしてモノトーンを使わなくてもいいよ、ってことに気付いて欲しいなって思いながら書きました。


良い感じに締めたけど、まだ続きます。エヘへ。

❤は…noteのアカ無くても押せるらしい…えへへ