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あさりジェノベーゼパスタ

タイトルは美味しそうですが、これは食べ物の話ではないです。

学芸大青春というエモい五人組ダンス&ボーカルグループが、2021年12月1日に発売したセカンドアルバム「PUMP YOU UP‼︎」に収録されている楽曲の一つなんです。


アルバムのリード曲「Sugar」は学芸大青春の五人が二次元と三次元を行き来しているっていうコンセプトがよく分かるMVになってて、めちゃくちゃにエメェ。見て。

これまでの学芸大青春にはなかった糖分多めの歌詞とか、癖になるメロディーとか、初見で味わったときのトキメキは正直言って砂糖より甘かった。

見ていただければ分かると思うけど、みんなダンス上手なんですよ。でも、4/5のメンバーが学芸大青春になるまでダンス未経験で、私はそれを知ったときが底なし沼に片足を突っ込んだ瞬間だと思う。

そんなわけで、リード曲『Sugar』が収録されてるアルバムに『あさりジェノベーゼパスタ』という曲がありましてね。

Sugar以外の未発表曲に関しては公式からの視聴もなかったので、じゅねフレ(学芸大青春ファンの名称)は凡ゆる考察と色んな思いを馳せながらアルバム発売日を今か今かと待っていたと思う。

私は、美味しいあさりジェノベーゼパスタの作り方の歌(キテレツ大百科のお料理行進曲的なノリ)を想像してて。
というかそれ以外に想像できなかったんです。お料理得意なメンバー二人いるし。だから、何も構えることなくアルバム発売日を迎え、リスト順に聴いたんです。

そしたら、『あさりジェノベーゼパスタ』これがとんでもない曲で。朝、通勤時間に聴きながら、あまりの良さに公道で泣き出してしまいましてね。

イントロからまずエモさがK点を超えてきた。
こちとらホルンのファンファーレを想像してたのに、まるで柔らかく差し込む日差しと、頼りない風にも揺れるレースカーテンの隙間に、変わらない日常と空の色がある、みたいなイントロで。


歌詞がね、切なくて。でも冷たいわけじゃないんだよね。あたたかいっていうか、人肌の温度、みたいな。

なにより内田将綺くんの歌声、力強いのに優しくてたまんないんです。本当に好き。歌ってほしい歌がいっぱいある声。

内田くんと同じくらい、南優輝くんのパートも南優輝くんの歌声もラップも本当に最高なんです。
内田くんのパートが思い出に触れたり馳せたりしているとするなら、南くんのパートは伝えきれなかった心の叫びみたいな感じがして。

なんかもう、とにかく、グワってくるんです。そんでウッてなって、気づくとめそめそしてるんです。(ここで語彙力が底をつく)

とりあえず彼らを知ってほしい。
ポチッとすれば、このまますぐ観られるので、是非。

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