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一昔前の親の思考

時々ふと思う、、、

私は中学生の時看護師になりたくて看護科のある高校は入りたいと母に言っていた。

しかし、母とおばあちゃんは、猛反対でした。今と違い介護士もなかったのもあり看護師(当時は看護婦さん)3kの印象があった様で、まぁまぁお嬢様的に育てられた私にはどうしてもなってほしく無い職業だったようです

妹は美容師になりたいと、小さい時から言ってたけれどそれも却下でした。

人の世話をすると言う仕事にどうしても母とおばあちゃんはよく思わなかったのです。

当時はそこそこ反抗しながらも結局親の言う事が正しいんだと思い直し親の望みである短大へ進学しました。

高校卒業時には就職する!と言ったけど、どこでもいいから短大は嫁入り道具の一つになるから行って欲しいと言われました。最後のバブルだったので本来進学するであろう友達達も就職を選んだ人が多かったです。

友達は実際今では高卒ではいけない様な大手企業に沢山就職していきました。

私は、、、短大卒業と同時に幼教の免許は取得したものの、、、バブルが終わり、就職先が決まらずに卒業しました。

母から言わすと、短大卒業という肩書があれば良かったみたいです。そして、結婚式を当たり前の様にし、結納も仲人も、、、。

この話を子どもに話すとお母さん、お嬢さんやったん??とびっくりされます。お嬢では決してなかったですが、子どもからしたら自分の人生が親にレールを引かれてる事に有り得ない!!らしいです。

今思えば、良く言うと何て素直!!だったんだ。悪く言えば何も考えてなかったんだなぁーと思います。

真ん中の娘は今は看護学生として私が叶えられなかった夢になろうとしてます。

娘は元々その分野に小学生の頃から興味があったので自主的に看護師になる!!と言ってくれたのは嬉しかったです。

昔ってこんな考えの親も多かったのかな、、、。

今思えばホント馬鹿げてるなぁーと笑ってしまいます。

もう過去の事なので後悔しても仕方ないので今から自分の人生自分で決めて楽しみたいです。

といっても家庭環境は良かったのでそれはそれで親には感謝してますけどね。

でも、子ども達には私とは別の人間だから、私が口出しする事は無いですけどね。しっかりしてくれてると信じてます。



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