無垢な心は光を集める
推しの一番好きなところってどこ？
こう聞かれて咄嗟に出るのはどんな言葉だろうか。
気持ちの大きさの差などは関係なく、
好きの気持ちを言葉にしやすい推しもいれば、
なぜか表現が難しい推しもいる。
私にとってEVNNEのイジョンヒョンくんは
羅列すれば巻物になるほどに（？）
好きなところが言葉にしやすい推しだ。
どれが一番かなど考えたことはなかったが、こんなことがあった。
縁あってとあるオフイベントで彼と対面で話をしたとき、
私の言った「大好き！」に対して唐突に日本語で返ってきた。
イ 「お～～～～なぜ＾＾？」
私 （なぜ……だと！？！？！？）
予想外の質問にパニックなところに時間と言語の壁がのしかかる。
「日本語でも大丈夫！」と言われ ほんまに？となりながら
咄嗟に出たのは「素直！」だった。（後から思うと笑えた）
「すなお～응응！」と返してくれたが
分からなかったよね、ごめんね。勉強不足だ～と考えながら少しネガティブな気持ちで帰路についていた。
雨漏りしている見慣れない駅で電車を待ちながら、
「巻物の中から咄嗟に一つ選ばれたのは素直だったのか。うん、確かに素直なところが一番好きかも！」となぜか急に腑に落ちた瞬間があったのだ。
9月11日、大切な彼の誕生日に残すこのnoteは
私の一番好きな彼の「素直なところ」を書いてみようと思う。
本当に助けて、家に帰りたくない。まだ諦めてはないんだけど
第二回順位発表を前に不安を吐露するシーン。
この（깡）の頃、既にどタイプのイケメンだ！と投票し続けていたが
「素直な子だなあ」と感じたのをよく覚えている。
こういうことって人に言う人と言わない人に分かれると思っていて。
私は言ってしまうタイプで、そこに何となく長年悩んでいた。
溜め込むのは辛いけど、自分内だけで処理できる方が
どことなく格好良くて大人な感じがしていたり、
そっちのほうが偉いかのように考えてしまったり。
でも不思議とこのイジョンを見て、
勿論全てがではないけど、言葉にするのって悪くないな、
別に素直でいいや、分かりやすくて人間らしい！とスッとした。
今も同じことをふと悩むことがあるけど、
この場面を思い出しては肯定できるようになった。推しは偉大だ。
イジョンは、素直かつどこまでも真面目だ。
彼を一層好きになったお気に入りの記事がある。
イ・ジョンヒョン：ファンミーティングの時にジフが僕に話したことなんですが、彼から「なんで夜遅くまで練習しているの？」と聞かれたんです。僕はそういった質問をされたこと自体がすごくありがたいなと思いました。なぜかというと、僕は自分自身がいつも至らない部分があるなと感じていて自信もあまりなかったんです。でもジフがそういうところに気付いてくれて、質問してくれた。僕はそれに対して「自信がないから」と返したんですが、ジフは「いや、そんなことないよ。十分上手くやっているよ」と言ってくれて、それがすごく嬉しかったです。
年上年下関係なく「自信がない」と言えるところも
それを理由に深夜まで鍛錬を重ねつづけていたところも、
この実直さがめちゃくちゃイジョンだな～となって。
これに限らず、その人らしさを感じるエピソードは
特段心に沁みて記憶に色濃く残り続ける気がする。
あと、この頃特に深夜1時や2時に練習が終わった、という
Bubbleが来ていた記憶があって、寝起きに通知を開いては驚いていた。
このインタビューといつかのリアルタイムの通知が
繋がったような感じが印象的で、半年以上経った今も時々覗きに行ってしまう。
少し抜けてるところもあるけど、芯は熱意にあふれている。
尊敬してるし、どこまでも応援したくなるアイドルだ。
(ムンちゃんの ケイタ兄さんにいつもありがとうと言えてなかったから
ありがとうと感謝を伝えたというエピソードから)
【イジョン】
僕は正直感じられなかったんです。
ケイタ兄さんが本当に僕たちにあれこれよく合わせてくれたりしたけど、
僕も知らないうちに当たり前のように考えてしまっていて
感謝の気持ちを持ててなかったと思います。
僕もなんかその(ムンちゃんの)言葉を聞いてから
もう一度、感謝の気持ちをたくさん感じるようになりました。
ムンちゃんがケイタにこう伝えたことも、
イジョンが「分からなかったけど気づけた」と
カメラの前で正直に話しているところも
この2人の良さのコントラストみたいのが印象的。
イジョンは真っ直ぐに受け取って、かみ砕いて自分に落とし込んでから
それをまた真っ直ぐに行動に移せるところが素敵だ。
正面で受けるがゆえに傷を負うこともあるかもしれないし、
年齢とともに考え方は変化するものだけれど
勝手ながらここは変わらないあなたらしさであってほしいと思ってしまう。
言葉に注目してエピソードをピックアップしたが、
目を凝らして見ると笑っちゃうほど彼はいつも素直だ。
安心したり喜んだり悲しかったり、色々な種類の涙を流していた場面もしばしばあった。
話したいことが浮かべば、一人だけ十六分音符を
刻むように流暢にペラペラと話し出す。
（正直3割くらいは何の話か分からないのもまた一興）
ハンビンがボイプラファイナルの話をしていたときは、
（真意は分からないけど）当時のことや友人の気持ちを想ってかどこか苦虫を嚙み潰したような顔をしていた。
キリがないのでエピソードは省略するが、
心の中をアウトプットするという意味に限った素直ではなく、
彼はとびきり心が優しく真っ直ぐな人だと思う。
私が見てきた彼は、静かによく周りを見て協調を重んじているし、
ふと気づいたときに負担のない優しさを贈れる人だ。
この一年はもしかしたら、彼にとってより大きな
分岐点が待っているかもしれない。
想像もできないくらいに複雑そうな世界だけれど、
彼が望む場所に導いてくれる
多くの機会と人との縁に恵まれることを
1人のファンとしてただ祈っていたい。
ビジュアルにパフォーマンスのスキル、
それ以上の何かや運も必要なのが現実だろうけど、
それでも この先の道のりで、彼が持つ無垢な心は
多くの光を集めてより高いところで輝くための武器になってくれるような気がする。
大好きなEVNNEのイジョンヒョンくんへ
いい意味でビジュアルに似合わず、
どこか不思議で予想外で、だけど繊細で優しくて素直な
貴方を見ているのが楽しくて、日常に色が増えました。
そしてそんな貴方を応援してきたおかげでか
以前より自分の性格を肯定できることが
少し上手くなった気がするよ。
大切で素敵な貴方がこれから見ていく景色が、
どうか一層輝いていますように。
心からお誕生日おめでとう！
無垢な心に光を集めて
2024.9.11 hpyo
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