1-1-3-4 リボソーム

こんにちは。いろはです。今回はリボソームについてです。

リボソームは電子顕微鏡ではじめて観察できるとてもとても小さな細胞小器官で、真核細胞にも原核細胞にも存在します。ミトコンドリアや葉緑体は、独自のリボソームを持っています。

構造

リボソームは全体の直径が25nm程度で、大小の2つの顆粒から構成されており、それぞれ大サブユニット小サブユニットと呼ばれます。生体膜を持たない細胞小器官で、rRNA(リボソームRNA)とタンパク質の複合体です。

はたらき

リボソームは、細胞内でのタンパク質の合成の場です。DNAの遺伝情報を転写したmRNA(メッセンジャーRNA)と結びつき、mRNAの塩基配列にもとづきタンパク質を合成します(詳しくは遺伝子の転写の項目にて)。

今回は簡単にここまでにします。
次回は小胞体についてです。

いろは

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