スピリチュアル的おもしろ父#2

父は、いつも「楽観的」でした。
お金がないという母と違い父はいつも豪快にお金を使っていたように思います。

私は、母を困らせる父を疎ましく思っていたのですが、最近になってふと、気がついたのです

父は、稼いでいたんだろうなと。

母は、私が高学年になるまで専業主婦でしたし、高学年になって始めたお仕事も最初はパートでした。
もちろんそうして私たちの夢を支えてくれた母には感謝しています。

ただ、毎週末にバーベキューをし、キャンプをし、スキーには嫌というほど行っていた我が家。
お金がなかったはずはありません。
あぁ父は稼いでいたのだと気がついたのです

お金の使い方が豪快だっただけで。
飲むのが好きな父はたくさん飲みましたし、若い人には必ず奢っていたようなんですよね。それに父は、入ってくればそれは全部使い倒す人で、退職金が出た後は毎日グリーン車で帰ってきました。

そしてそんな父を支えたのもある意味では母。母は、父がいくら稼いでいるのかはしらず、口座から必要な分だけ取っていたそうなんですね。

持ちつ持たれつ。
一方的に父が悪いと思っていた私の根底は、父はすごい、そして母もすごいに変わりましたし、私は父のように自由であるべきだと思ったのです