スピリチュアル的おもしろ父 #1

こんにちは。わたげです。
徒然なるままに父のことを書いておこうと思いました。そこから私がさらに空っぽになるヒントを見つけるために。

平凡

私は父をとても平凡な人だと思っていました。なんなら少し変わった平凡なおじさん。
でも、よく考えてみると父はとても変わっていたのかもしれない、と思うようになりました。
いやむしろ家族の誰よりも変わっていて浮世離れしていたのは父だったか、と思ったのです。

ギャンブル、酒、タバコ

幼い頃の父は、ギャンブル、酒、タバコ全てをやる人でした。ギャンブルというかパチンコ。
幼い頃の父のイメージではギャンブルをしていたのもタバコ臭かった父も思い出すことができるのです。

でも、なんとなくそれは父にとって暇つぶしに近いものだったんじゃないかと思います。

私が大きくなって弟が生まれて、多分3.4歳の頃、パチンコやめて、と言ったのを覚えているのです。
父は、「おう、やめるか」と言いました。
若くして私を授かった父母はまだその時20代だったと思いますが、その一言を機に、父はパチンコをやめることになりました。

タバコはキッチンかベランダでしか吸わなくなりました。いつしか父のイメージは、ギャンブル、タバコ、酒ではなく、キャンプ、タバコ、酒、に変わりました。

時代を超えて、今父は、サッカー観戦にハマっていますが、悪しき習慣を突然辞められるのは父の特技だったように思います。

続く