見出し画像

金持ちがやらないこと!PPM理論でゴミ副業を把握する方法

お金を稼ぎたい!
社会人になり、給与をもらうたびに頭の中で「もっと欲しい」と思う。
何も特別なことではなく、多くの人がそう考えるだろう。
そうして、本業以外に稼げることがないかという事を考え、副業を始めたりする。
今回はその副業で稼ぐためにするべきことや、金儲けをより加速させるためにやめるべきことを把握する方法を書く。

■当記事のテーマ
お金を稼ぐための様々な方法を効率的に運用する方法について

■金持ちがやらないこと!PPM理論でゴミ副業を把握する方法

超絶コンサルタントファーム『マッキンゼー』の事業の断捨離方法

画像2

FIRE、副業、投資、事業開発・・・方法は色々だが、どうすれば効率的に金持ちになれるのか?
企業が成長するときに事業を効率的に稼働させるために使用するフレームワークがある。

もし、何をやっていいかわからない。
何をやっても上手くいかない。
そう考えている人に、それらを取り組んでいる様々な子を整理するときに使って欲しい。

フレームワークの名前は『プロダクトポートフォリオマネージメント』だ。
略してPPMと呼ぶ。
これは世界トップクラスの老舗の戦略系コンサルティングカンパニー『マッキンゼー』が考案したもので、事業を整理し、経営資源の投入を最適化するために使うフレームワークだ。
PPMには実は問題点があり、近年はそれを改善したビジネススクリーンマトリックスを使うことが多いが、PPMの方がシンプルで概念が分かりやすいという事もある為、今回はあえてPPMを活用する。

PPMとは何か?

画像3

PPMとは”市場の成長性”と”マーケットシェア”の二つの軸を用いることで事業を4つの特徴に分けるフレームワークだ。

画像1

①金の成る木
②花形
③問題児
④負け犬

という特徴的な名前の4つのカテゴリーに分割する。

結論で言うと、あなたがお金を稼ぐ際に行っている活動(本業、副業、投資など)をこのマトリックスにプロットし、金の成る木で稼いだ金を花形につぎ込む。
これだけである。
まずはPPMについて説明する。

PPMの面白いところは、図を見ると一見市場成長もしつつ、市場シェアも高い"花形”というカテゴリーが名前も相まって、一番良いカテゴリーだと感じる。
しかし、一概そうとは言えない。
これがPPMの最大のポイントなので、要チェックだ。
花形は市場成長率が高い分、ライバルはどこもかしこもお金を稼ぎたくて、この成長市場で必死に闘い、市場シェアを取りに来るのだ。
つまり、競争が激化するので利益はでないが、売上はどんどん上がっていくという状況だ。
まさに直接対決のガチンコの殴り合いだ。
更に、魅力的な市場でもある為、新規参入もどんどん行われ、競争は熾烈を極める。
そのため、花形だけに取り組んでると体力がもたないのだ。

そこで必要になるのが、兵糧を送り続けてくれる金の成る木だ。
金の成る木は文字通り、お金を作ってくれる。
どういうことか。
注目して欲しいのは、この市場は成長していないのだ。
市場成長がないということは、競争はもう起きていない状態という事だ。
そういう状態を想像して欲しい。
勝利者が確定し、勝利が見えない敵は撤退を始めるという状況だ。
つまり、低成長率の市場でシェアを高めれば一人勝ち状態になるため、無駄に費用も掛からない為、大きな利益がチャリンチャリンと入ってくるのだ。
非常に重要な資金源であり、その名の通り金が成るのだ。
しかし、低成長市場であり、もしかすると衰退市場化もしれないということを認識する必要がある。
何故なら競争がない市場であり、言い換えると他の企業にとっては魅力的ではない市場という事だ。
この市場に胡坐をかいて何もしなければ企業は衰退の一途をたどるという事だ。

問題児は市場成長の中で、シェアーが低いという事なので、いわゆる挑戦者だ。
挑戦者は多少リスクやコストを使いながら、シェアの高い企業に勝負をガンガンに突っ込まなければいけない。
つまり、新しいことに挑戦するときはこの問題児から入ることになるが、市場が成長しているため、挑戦していても売り上げが高くなっていく為、モチベーションは高まりやすい。

最後の負け犬
これは捨てよう・・・・というのが、PPMの結論ではあるが、逆にそれがPPMの問題点でもある。
市場成長もなく、シェアも低い。
という事はコストを使う割に、売上は上がらないということだ。
モチベも上がらず辛い活動になる。
しかし、こういった活動の中に、実は次世代の技術の種があったり、金の成る木や花形につながる技術のベースもあったりする。
そういった存在に気が付かず、負け犬だからと言って捨てるという事はしてはいけない。

以上がPPMの説明だ。
まとめると、金の成る木で稼いだものを花形や問題児に投資をし、環境に合わせた成長をしようという物だ。
負け犬の中にある重要な技術や人脈は捨てないように最低限の維持コストで運用するのも忘れてはいけない。

金持ちになるために捨てるもの

画像4

PPMで考えると、おそらく本業があるなら、それが「金の成る木」だ。
定期的に給与所得が入ってくるのだから。
この給与の中で確保できるお金を花形や問題に積極的投資をしなければいけない。
では花形とは何か。
近年で言うと成長著しいネットを活用した副業だろう。
さらに、それら成長市場で自身の力を最大限発揮できるものを活用する必要があるのだが、それを使い、差別化を図る事でシェアを取りに行くというものだ。
僕の場合なら「中小企業診断士」だろう。
中小企業診断士の知識と経験を使って成長性が高いSNS系事業に取り組むのが良いと考えた。
noteはその考えで始めた。
さらに、セミナーや書籍などに繋げるためにも良いとかんがえた。
あなたも、自分の強みを使ったうえで、成長市場にどうその強みを生かせるのかという事を考え、花形事業を見つけてほしい。
問題児や負け犬はなにか。
株式投資、FX、仮想通貨、不動産投資などのお金さえあればだれでもできる、模倣困難性の低いものがそうであろう。
しかし、これも投資先により問題児か負け犬かがかわる。
米国経済を中心に、全世界経済は成長している。
特に人口が増加し続ける地域は成長市場ととらえてよいだろう。
その為、米国や発展途上国での投資は問題児ととらえてよい。
しかし、日本のように人口減少が進み、実質GDPが低下をし続けている国への投資は負け犬といえるだろう。
残念だがこれは受け入れるしかない。
しかし、だからといって日本への投資をやめるのかというとそうではない。
日本の技術力や労働意欲、文化は世界ではまだまだ優位に働くポイントなのだ。
これらを大事に残しつつ、いかに花形、問題児に貢献できるのかということを考えればよい。

まとめ

画像5

金持ちになる方法とは無駄を削り、効率的な活動に集中するという事だ。
決して、本業を捨てて、すぐに起業しろとか。
一発逆転目指して資材を仮想通貨に全額投資する。
とかいう事ではない。
PPMを使って、収入を生んでいる活動を因数分解する。
そのうえで、問題児を花形に成長させ、更に花形を金の成る木に昇華させる。
そして、また、問題児に挑戦するといったお金の投資先をきっちり計画することが大事だという事だ。
PPMは色々なことに使えるので、ぜひ活用してもらいたい。