-ICOREがカタチづくられるまで-美玖さんのお話
ICOREは、自分の価値を最大化し本当にやりたいことを実現する女性向けキャリアスクール。ライフステージの変化で悩むことが多い女性が、”It’s my life !” これが私の人生!と言える人生を歩むため、Be to Do(Being to Doing)を仲間と共に学べる場所です。
その設立の裏側には、熱い想いを持った2人の女性と、共に人生を歩む夫、4人の物語がありました。今だから語られる、ICOREの創業秘話(2人が出会う前、そして、出会ってから法人設立までの出来事)を、1期の受講生2人がインタビュー。その内容を全4話にてお届けします。
仲間づくりは、一歩踏み出すきっかけになる
ー美玖さんの、ICOREの原点となる経験や想い、桜子さんと出会う前のお話を教えて下さい。
会社員時代、キャリアについて悩む中で、たくさんの複業に挑戦した時の悩みがICOREの原点になっています。
当時から積極的に学びを得ようと活動していましたが、勤めていた会社では、複業に挑戦している人も相談できる人もいませんでした。情報がない中で自分が前に進むきっかけを作ることは、すごく勇気が必要でした…。1人だとモチベーションの維持も難しく、頑張れる時とそうじゃない時の波もある。何かに挑戦する時、同じ価値観を持つ仲間がいれば前に踏み出しやすくなると実感したことが、ICOREを創るきっかけになりました。
その頃、起業について学ぶ「起業塾」は高額のものばかりで、月商○桁といった数字に偏ったものが注目されていることにも違和感がありました。起業のスキルよりビジネスの0→1の汎用スキルを学べて同じ価値観を持つ仲間と高めあえる場所が欲しかったんです。
ー確かに、今でもスキルを入口にするキャリアスクールが多い印象ですね。
そうなんです。資格やスキルを得ることも大切だけど、これは私自身が悩んだ壁でもありました。手に職をつければ仕事になると思い、様々な資格をとってきたものの、資格を取る=仕事になることはほとんどなかったんです。色々なことに手を出した結果、自分が本当に何がしたいのかが分からず更に迷子になってしまいました。本当は自分で気付いていないだけで、すでに価値になるスキルを持っている人も多いことを知ってほしい!
運営メンバーと受講生は、一緒に挑戦する仲間
ー美玖さんの想いが明確になってから、リリースするまではどのような道のりでしたか?
実は私、さくらちゃんと最初に出会って「一緒に何かやろう」と話した後、逃げ出したことがあったんです。ちょうど退職、離婚、転居といろいろことが重なって自分のことを考えることで精一杯になってしまって…。でも、やりたい想いは消えることがなかった。
「やっぱり桜ちゃんと一緒にやりたい」と声を掛け、足並みを揃えたところからサービスを本格的に考え始めました。今思うと、この時フルリセットされたことで「辞めることもポジティブな成功体験」と捉えられるようになったのかも。覚悟を決めて舵を振り切れました。
ーご自身が葛藤される中で、大きな覚悟を持ってカタチづくられてきたのですね…。実際にサービスを考える上で、どんなことに悩まれましたか?
コンテンツ設計には特に頭を抱えましたね。○○のやり方といった正解を教えることは簡単。受講生が自分の軸を見つけ、本当にやりたいことを仕事にするICOREのコンテンツには、人の数だけ答えがあるからこそ正解がない。だからこそ、すごく難しかったです。
Beingのパートの前は、本を30冊以上読んで考えました。様々な講師の方や専門家の皆様と何度も内容を見直し、実際に自分たちでワークを実施したり試行錯誤の日々。ここまでの道のりはすごく大変だったけれど、今のカタチに出来たことは、講義をしてくださった講師の先生方、専門家の皆様の支え、そして素晴らしい受講生に恵まれたからこそだと思っているので、本当に感謝しかありません。
ー私をはじめ、1,2期生みんなが運営メンバーのみなさんに感謝しています。この”心から感謝し合う”相互関係は、どのようにして生まれたと思いますか?
その質問、すごく嬉しいなぁ。そうですね、誰よりも運営メンバーが受講生のことを心から信じていたからかな。きっと受講していく中で挫折したくなることもあったと思います。自分と向き合うこともサービスを作ることも簡単なことではないから。
だから、どんな時も私たちがみんなを信じることを絶対に諦めなかった。目の前のみんなのことを心から信じて、絶対に何があってもサポートする気持ちが強かったからこそ、こういう場になったと思っています。
そして、1,2期生の皆さんは、まだホームページもお客様の声もない中で信じて応募してくれた人たち。だからこそ「絶対に後悔させたくない」その想いがありました。大きな覚悟を決めて来てくれる人たちに、その責任をしっかり負えるスクールでありたいと思っています。結果を出すだけではなくて、その人がより自分らしく幸せに生きられるように「ICOREと出会えて人生が変わった」と思ってくれたら嬉しいです。
自分らしく生きる道は、葛藤の先にある
ー正直、私自身もDoingを進める中で不安はありました。でも、ICOREという”信じてくれる人”とはじめの一歩を踏み出せたことは、すごく大きな自信になっています!
ゴールを与えることはすごく楽で、やり方を教えることも簡単なんですよね。でも、みんなには教えられたことをただやるのではなく、自分で決めて納得感を持って前に進んで欲しい。そして、自分と向き合って葛藤して欲しい。簡単に道が見える人はいなくて、葛藤してきたからこそ自分らしい人生を送っていると思います。
ICOREを創るにあたって、人は1人では幸せに生きられないことを私自身も学びました。大好きなアフリカのことわざに
「早くいきたいなら一人で行け 遠くへいきたいならみんなで行け」
という言葉があります。みんなで遠くへ行くことの感動を、ICOREを通して味わうことが出来ました。このメンバーとなら何でもできる。ただのキャリアスクールで終わらず、ここから日本を、世界を幸せにするコミュニティにしていきたいです!します!!!
~桜子さんとの対談へ続く~
創業storyは、全4話でお届けしています。
一人一人にその人にしか語れない人生がある。いろんな人の人生や想いを遺すことで、誰かの人生が誰かの勇気や励みになる。その活動に活かさせていただきます🕊