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靴下編み③ 靴下の構造

ここからは基本的な靴下の構造について書いていきます(^^)

もう10年ほど前になると思います。初めて靴下を編んでみようと思い、本を買ったんです。

当時はまだ海外のパターンを編むなんて考えもしていなかったので、当然日本の編み図が載っているものでした。
でも、それまでセーターなんかも前身頃・後見頃・袖を編んでからとじ合わせていく方法でしか編んだことがなく、靴下を輪編みで立体的に編んでいくことが、展開図のような編み図を見ても全然理解できませんでした( ˙-˙ )

また、輪針の知識もなく、その本に出ていた5本の棒針で編むというのが難しそうなうえ、同じような糸を手に入れるのも困難なため結局全く編みませんでした(^^;

それから時は経ち、海外のパターンにも輪針にもどっぷりはまり、余り糸で試しに海外の文章パターンで靴下を編んでみたところ…びっくりするくらい簡単!!
やっぱり輪に編むなら輪針が便利だし、構造も何も複雑ではなかったです(笑)

主な編み方は、つま先から編むか(Toe Up)、履き口から編むか(Cuff Down)の2通り。

後からかかとを編む方法なんかもありますが、よく登場するのは Toe Up か Cuff Down 。

かかとは往復編み、それ以外は輪編み。

色替えをしなければ、途中で糸を切ることなく編めます。

基本的な構造は、
Cuff ・・・【輪編み】ゴム編み。
Leg  ・・・【輪編み】模様編み。
Heel   ・・・【半分の目(Instep側)を休めて往復編み】
     色々な編み方があるので、好きなものにアレンジできます。
Foot   ・・・【輪編み】Instepは模様編み。Soleはメリヤス編み。
Toe  ・・・【輪編み】減らし目して最後はメリヤスはぎ。(Cuff Downの場合)

こちらは履き口から編むタイプ。

ざっくりこんな感じです(^^)
模様編みではなくメリヤス編みでももちろんOK。
靴下のパターンはラベリーにも本当にたくさんあるので、お気に入りのデザインを見つけてぜひぜひ挑戦してみて下さい☆

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