『ふわり』
とても優しい言葉の連なりに出会う。
他愛もない日常が、
とても繊細に、温かく綴られていた。
無意識に開け放った小窓から、ふわり。
約束もなくやってきた風が、
そっと頬をなで、目を閉じるその一瞬。
細やかながら、確かに心を彩る、何か。
そんなものが、
僕らを支えているのかもしれない。
通勤の一時。
イヤホンから聴こえる温い声。
顔半分の人ばかりの車内にも、ふわり。
私の頬を撫でては、笑ってと云う春風。
今日もありがとう。
行ってきます。
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では、私でした。
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