『伽藍堂 ガランドウ』
久しぶりに言葉が降りてきた。
浮かんだ言葉をつらつらと。
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のたうち回る無数の目が
我の手足を掴みにかかる
我が先ぞと掴みにかかる
見下ろすばかりが闇ではなく
見上げるばかりが光ではない
深みの彼方より放たれる槍に
恐れを成ぜば持たされぬ
伽藍堂には釣り合わぬ
伽藍堂には響きはせぬ
その景色に絶望はなく
その景色に希望はない
己を知るを
知らぬ己が知らぬ間に
燦々たる光に囚われ
戻れぬ先へと追いやられよう
深々と
深々と
時は流るるままに消え
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では、私でした。
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