ゼロ年代と、それ以前のシンギュラリティ── #0 『ごあいさつ』

はじめまして。または改めまして。

をかし -wokashi- と申します。


情報過多社会が進む現代、現行の作品のみならず過去の多くの芸術文化にアクセスしやすい時代となりました。

その影響を強く受けた世代もあって、10代の頃から沢山の音楽やアニメなどに多感にふれて過ごしてきました。

その一方で、多量の作品を知ることにより、一つ一つの作品と向き合えていない自分がいました。倍速視聴や概要のみを把握する「ファスト映画」な視聴の仕方を行っていた時期もあります。

それを趣味といえるのか、そんな葛藤が徐々に生まれ、ここ1〜2年は手に取る作品の数を意識して減らし、作品と向き合う時間を増やすことにしています。

また、自分の大切にしている感性は何かか、この1〜2年の期間を通し、過去にショックを受けた作品との対話の時間をじっくりを設けたいとも思い始めました。過去の自分探しみたいなものです。


そんな中見かけたのが、BRUTUSのWebページで連載されている、斉藤壮馬の「ただいま、ゼロ年代。」声優の斉藤壮馬さんが、自分が10代の頃に影響を受けたサブカルチャーについて偏愛的に語る内容で、この連載を見たときに「こういうのをやってみたかった!」を思い立ち、本noteを執筆している経緯です。


「ただいま、ゼロ年代。」からタイトルを拝借し、連載タイトルを「ゼロ年代と、それ以前のシンギュラリティ──」と題しました。

自分の年齢ではリアルタイムにふれることが叶わなかったゼロ年代、そしてそれ以前のカルチャーに憧れを抱き、このタイトルにしています。


本連載では、自分が特段に強く影響を受けたカルチャーを1つ取り上げ、それについて深くそして偏愛的に語っていきます。

上記した音楽やアニメ以外にも、映画・ドラマ・小説・漫画・ゲームetc.など出来るだけ多岐に渡ればなお良しかなと思います。

また、1つの記事にじっくり向き合うことを目的としたいため、期限を設けず不定期での投稿を考えています。


今回は、ごあいさつと連載内容について紹介させてもらいました。少し手短ではありましたが、このあたりで締めさせて頂きます。

手探りでありながらも、敬愛するカルチャーと確かな対話を行っていきます。



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