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vol125(2018,9,6to9,8)北海道震度7「農村の暮らし」

こんばんわ!いろどりファームです

2日間、ブログ更新できず残念でしたが、ご存知の通り大きな地震があり、

こちらは約44時間の停電と約6時間ほどの断水

そして継続的な通信障害により普通の暮らしができませんでした。


地震発生の9月6日3時08分、久しぶりの大きな揺れに目が覚める。

その20分後には暗闇の中、車で芽室町市街地へ

目的は給油とカセットコンロのガス、懐中電灯など買うため


非常用電源で営業しているセブンイレブンで調達し、ガソリンスタンドへ

と思ったが信号は全て消灯していて、こんな夜中の非常事態にやっているガソリンスタンドを探すリスクは回避することに決め、自宅へ


帰宅しても電気が復旧しておらず、ひたすら地震関連の情報を集める

スマホでラジオを聞きながらTwitterでひたすら情報収集

当時を振り返ると

「停電がいつまで続くのか」という情報を欲していたと思います。

その状況次第でどう動くか判断しようと決めました。


世耕大臣のこのTweetを確認した時の無力感はすごいものでした

「少なくとも1週間。。。」


このTweetにより次の行動が決定しました

「ガソリン給油」

家族3人でホクレン芽室第一スタンドへ

着くとそこには全長1キロ以上はありそうな車列

2時間半くらい待ちましたが、制限なく給油できたのは嬉しい誤算

ガソリン携行缶にも18リットル給油し自宅へ


すごく晴れて暖かい日だったので、

この際、楽しんだ方が得だと思い、外でジンギスカンの準備をしていると

友人がノーアポで登場

「そのまま今夜はキャンプする」というおめでたいことを言うので22時まで付き合いました

(地域のお店「KAMIBI」で買った非常用食料)

(無類のアウトドア好きの友人の持ち物たち)

(プレハブでワインを飲みながら語らう)

(北海道三笠市のご存知「山崎ワイナリー」のメルローとシャルドネ。豪華すぎる)


1日目はこんな感じで過ぎました。

やはりこう言う事態の時はSNSが役立ちます。

みなさんの情報発信や励ましの言葉やお気遣い、本当に感謝しています!


2日目。

実はずっと解決していない問題を抱えながら一日が始まる。

「プレハブの冷凍庫にある大量の冷凍ハスカップと冷凍カシス」

意外に2日目の朝にはほとんど変化なくそのまま凍っていました。

復旧するまでの間、発電機で冷凍庫を生かすという手段しかなく、

手元のカードとしては

「発電機をかりる」

「持っている発電機を修理する」

この二択でした。

近所の酪農家さんはもちろん、個人においてもこの状況では誰もが発電機を必要としていたので

今ある壊れた発電機を修理する以外に道はなかったわけです。


ただ、この時、通信は非常に脆弱でスマホの表示はほとんど「圏外」

また闇雲に街へ出ては信号が機能しておらず消耗が激しいと思い諦めかけた時に寄った地域のお店「KAMIBI」にて有力情報ゲット

地域のお店には付近の住民が集まってきて情報交換や飲み水の配布を行っていました

(地域住民からの情報で無事復活!小山自動車さんに感謝です)

(プレハブの中の冷凍庫に電力供給。表面がうっすら溶けかかったハスカップとカシスを救助成功!!)

(停電中にはキャンドル必要。柔らかい明かりに癒される)


結局、昨日、7日の23時頃電気が復旧し、現在では通信も復活しました。

これから大きな地震が来る可能性も十分あり、氣を抜けません。

こちら十勝地方は揺れはさほどでもなかったのですが、ライフラインが断たれ多くの方が動揺しているように思えました。

電気や水道はほぼ完全に復旧しました。

そして本日は週末ということもあり、防災意識が一気に低くなってしまわないように注意したいところですね

(写真は地震の前に撮ったもので特に関係ありません)


本当にありがとうございました

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