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irOdoriスタッフインタビュー vol. 1 かおり

こんにちは、irOdori(イロドリ)です🌈

今月6月は、LGBTQなどの性的マイノリティの方々の権利向上を促すプライド月間です🏳️‍⚧️🏳️‍🌈Happy Pride🙌

このプライド月間は、irOdoriの活動を始めてから出会ったアライ(Ally)の方々をご紹介していきます!
アライの意味は「LGBTQなどの性的マイノリティの方々に寄り添い支援・活動する人」と言われますが、アライの方々は実際どのような意思を持って活動しているのでしょうか?

今回は、エステサロン グランブルーを経営している黒川かおりさんです🐳去年はエステ体験を記事にしましたが、今年はirOdoriスタッフとしての活動についてインタビューいたしました!

インタビュアー:彩夏(irOdori代表)


「良い姉でいなくては」と常に演じていた

  • まずは自己紹介をお願いします!

栃木生まれ、神奈川育ち、埼玉在住。
神奈川県小田原市でグランブルーというエステサロンを営んでおり、埼玉との2拠点生活をしています。
趣味のバンド活動ではドラムを演奏しています。

  • ドラム演奏もぜひいつか観にいきたいです!
    小さい頃はどんな子でしたか?

家庭の外から見たら、「大人しくて聞き分けの良い子」だったと思います。
3歳下に弟がいて、近所の大人たちに「お姉ちゃんしっかりしてるね」とよく言われていたので、「良い姉でいなくては」と常に演じていた感じです。
家庭内では割と厳しい親だったので、いつも緊張感があったイメージです。
自分の要望や意見を、なかなか口に出せなくて苦しかったです。
身近な人ほど、素直になれません。これは今でも自分の課題です。

小学生時代のかおりさん

家以外に居場所が欲しかった

  • そうだったのですね、家庭環境って今の自分に大きく影響しますよね。
    学生時代はいかがでしたか?

幼少期の緊張感の反動なのか、親への反抗心が常にありました。
ダメと言われたことを片っ端からやっていました。
(門限を破るとか、ピアスを開けるとか、勝手にアルバイトを始めるとか。今思えば可愛らしい反抗ですが、鉄拳制裁されていました。)
そんな親なので、とにかく家以外に居場所が欲しくて、バイト仲間やバンド仲間と夜中まで遊んで、家に帰ったら眠るだけ。それ以外の時間は家に居たくなかったです。

高校時代のかおりさん

シスヘテロではない人たちがあまりにも自然に排除されている

  • なかなか言いづらい体験を言葉にしてくださってありがとうございます。LGBTQアライになったきっかけはありますか?

「the L word」というドラマの影響が多大で、ドラマのテーマを自分ごととして、この世界で起きていることとして認識するようになりました。(もちろんドラマ自体はフィクションですが。)

10代の頃、BL作品が好きでしたが、あくまでも「フィクション」「ファンタジー」と認識していたんだと思います。
わたしの世代だと、「金八先生の上戸彩(トランス男性役でした)」に衝撃を受けた人は多いと思うのですが、その当時も「こういう人もいるだろうけど、ドラマだもん、極端に最悪な場合を想定したフィクションだよね」と思い込んでいました。

ですが20代中頃、FTM当事者(女性として生まれて男性として暮らしたい・暮らしている人。Female to Male、トランスジェンダー男性)と知り合ったことで、当事者の人生を目の当たりにして、一気に気持ちが動きました。
世の中があまりにも「シスジェンダーとヘテロセクシャル」の前提になりすぎていて、シスヘテロではない人たちがあまりにも自然に排除されていることに気付き、ショックで腹が立ったんです。

買い物同行サービスを必要としている当事者がいる

  • 私もirOdori活動当初に当事者の方にインタビューいたしましたが、街中ですぐ隣にいるような人たちが「ここまで疎外されているのか」と衝撃を受けました。
    かおりさんとはオンラインサロンかず部屋で私の投稿にコメントくださったことがきっかけでつながりましたが、なぜirOdoriで活動したいと思いましたか?

irOdoriの「レディースファッション買い物同行サービス」を初めて知ったときに、感動したんです。
この着眼点は本当に素晴らしいし、絶対に必要としている当事者がいる!と思いました
自分のサロンで「LGBTQウェルカムですよ」と自称はしていますが、なにかもっと役に立てるやり方はないか、と常に模索していました。
ですが自分一人で何かサービスを形にして提供して継続的に運営していく、となるとどうしても頭でっかちになってしまい怖くて一歩踏み出せずにいたんです。
そんな時にirOdoriを知って、「お手伝い」という形なら、わたしでもできることがあるかも!と思って、勇気を出して参加させていただきました。

かおりさんのInstagram、小顔レッスンの様子

  • とっても嬉しいです!勇気を出してくださって心から感謝しています。
    今までのirOdoriでの活動内容と、活動を通して感じたこと・気づいたことがあれば教えてください。

イベントで受付のお手伝いをしたり、エステの技術を生かして「小顔レッスン」を開催させていただきました。
参加者の方も、irOdoriチームのみなさんも、いつも楽しんでらっしゃるのが本当に素敵で、わたしも楽しいです。
普段から接客をしていますが、プライベートでは人見知りでコミュニケーションが苦手なので、なかなかお茶会のような場には行く勇気が出ないのですが、少しずつでもみなさんとの距離を縮められたら良いなと思っています。

コンプレックスに熱烈に寄り添える

ファッション全体に詳しいとは言えないのですが、昔某百貨店のアクセサリーブランドやお洋服のカジュアルブランドで働いた経験があるので、カジュアルが得意かもしれません。
また、自身の体型にずっとコンプレックスを感じているので、「コンプレックスをファッションでどうカバーするか」というお悩みには熱烈に寄り添えると思います!
カラーコーディネーターの資格を持っているので、色の使い方なども多少はご相談に乗れそうです。
最近は骨格診断やカラー診断にも興味があり情報収集しているので、その知識もお役に立てられれば良いなと思っています。

安心安全なお買い物をサポートします!

  • 「熱烈に寄り添える」って素敵です✨カラーコーディネーターもいいですね。
    最後に、読者に向けて一言お願いします!

これからも、エステの技術を生かしたイベントを計画したいと思いますので、ぜひ楽しみにしていてください。
買い物同行では、利用者の方が安心して、安全に、そして気持良く楽しく、お買い物ができるよう精一杯サポートします!
こんなわたしですが、どうぞよろしくお願いします。
Happy Pride!!

一緒に「はじめの一歩」を踏み出しませんか?

irOdoriは、すべてのジェンダーの方が自分らしく表現できる場を提供します。引き続き、レディース服やコスメなどレディースファッションの買い物に同行して、あなたの「はじめの一歩」に寄り添います🌈

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まずはお話を聞きたいという方、このサービスに共感し「サポートしたい」「自分も同行したい」という方がいらっしゃいましたら、ぜひこちらからお問い合わせください。お待ちしております!

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