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『孤独は夢を殺す』 Isolation is the Dream-killer

今日は『本当の仕事』探求実践家としての投稿です。

書籍『本当の仕事:榎本英剛著(日本能率協会マネジメントセンター)』(P212)や、本当の仕事ワークショップの最後に共有することが多いこの言葉は
アメリカのキャリアカウンセラー、バーバラ・シャーによるものだと聞いていたのですが、その前後の文脈は知らなかったんです。だけど、すごく響く言葉だなと思って好んで使っていました。

先日、中国の『本当の仕事』仲間からその彼女のTED動画がシェアされてきたので
初めて見ました。改めて、なるほどーー、とこのセリフが腑に落ちたのでした。

バーバラ・シャーはニューヨークで人々の不満や悩みを共有するサークル
のファシリを週1やっていたそうです。
当時の彼女は、離婚したばかりで2人の小さな子供を抱えて
キャリアもお金もなく、シェルター(のサポート)に
お世話になって、どうにか日々を暮らしていたそうです。

当時、世間では『達成せよ!』『自らの手で未来を掴め!』と言った
ポジティブシンキングムードで、彼女も一生懸命にその流れに乗ろうを自分を鼓舞していたとのこと。(当時からずっと今もそんな雰囲気は消えずにありますねw)

だけど、、、本当にそうなの?
その結果がこれなの?
自分が欲しいものってなんなの?

そんな気持ちを持ったことのある彼女の話は、
人々の(特に神経症だと自覚のある人々)不満や悩みを共有するサークルで起きた
経験から繋がる、ある仮説の提唱でした。

その一節が『孤独は夢を殺す』です。

本当の仕事を進めていくのに
『純粋意欲を人に伝える』という行動がありますが、
そのヒントになりそうなことが彼女の話からも出てきたので
その箇所を彼女のセリフからこの場に共有してみます。

『孤独は夢を殺します、あなたの腐った態度(がそうさせるの)ではありません』
『あなたは自分の欲しいものを理解しなければなりません。
 そしてあなたは助けを求めなければなりません』
『何が欲しくて、何が障害なのか?』
『何が願いで、何がそれをさせないのか?
『これら両方を言わなければ何も起こりません』
『私たちは問題を解決したい生き物です』
『あなたのことを好きだろうと嫌いだろうと、みんなあなたの問題を解決しようとします』
『あなたが誰かの夢を実現させるたびに、それは響き渡ります(連鎖していきます)』
『Isolation is the dream-killer, not your attitude | Barbara Sher | TEDxPrague』より

シニカルな語り口調からも伝わってくる彼女の価値観。
だからこそ見出した彼女なりの一つの提案なのだなというのも動画からは伝わってきます。

Youtubeは字幕設定で日本語にもできますので
ご興味あればこちらもご覧ください

特に18分30秒以降から最後までは、特にわかりやすいミラクルの実例を話していて聞いているだけでワクワクします。

そもそもやりたいことを話すこと自体、
私には勇気がいることで、やってみても手応えを感じず、しょんぼりする事もあります。
(ワークショップでは期待しないでアンテナを貼るような気持ちでやりましょう!と話していますがねw)

やりたいことだけ話していないかな?
さらに掘り下げて、さらになぜそれができないのか?
そんなことも周囲に伝えてみようと思いました。


読んでくださってありがとうございます。 みなさんのお役に立てる記事を心がけていきたいと思います。