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M&A仲介会社fundbookの畑野幸治ってどんな人?会社・著書などを調べてみた

最近はコロナ禍による経営悪化で会社を手放さざるを得ない経営者が増えています。
それに伴い、「M&A」という言葉を耳にする機会が多くなりました。

M&Aの仲介を取り扱う企業は多数ありますが、その中でも株式会社fundbook(ファンドブック)は、独自のプラットフォームと各業界の専門チームを持ち、会社を譲渡したい人と譲受したい人、どちらのメリットも最大限にする精度の高いM&Aマッチングが評判です。

この株式会社fundbookの代表、畑野幸治さんはBuySell Technologiesを創業して株式譲渡をした話題の方。
そこで今日は、M&A仲介会社・株式会社fundbook代表の畑野幸治さんについて、彼の経歴や代表を務める会社、著書などを調べてみました。

M&Aとは何か?概要やおこなう目的

本題に入る前に、まずはM&Aとは何か簡単にお話しします。

M&Aの意味

fundbookでは、M&Aについて以下のように説明しています。

M&A(エムアンドエー)とは『Mergers(合併)and Acquisitions(買収)』の略です。

M&Aの意味は、企業の合併買収のことで、2つ以上の会社が一つになったり(合併)、ある会社が他の会社を買ったりすること(買収)です。
M&Aの広義の意味として、企業の合併・買収だけでなく、提携までを含める場合もあります。

引用:fundbook|M&Aとは

M&Aの目的

「後継者がいない」
「従業員の雇用を安定させたい」
「経営悪化で再建のために譲渡する」
「投資回収のため」
など、M&Aをおこなう理由は実にさまざま。

その中でも後継者問題は深刻。
特に中小企業はその傾向が高いです。

後継者が見つからない企業は、対策を何も打たないままでいると将来的に廃業せざるを得なくなります。

でもそうすると、廃業してしまった場合、そこで働いている従業員は路頭に迷うこととなってしまいますよね。
若い人はすぐに他の就職先が見つかるかもしれませんが、年齢が高い人は再就職がなかなか厳しいのが現状です。

そんな時、適切なM&Aを実行すれば、志のある第三者に事業を承継することが可能となるだけでなく、残された従業員の方にも安定した雇用を提供することが可能になります。

会社を譲渡というと抵抗があるかもしれませんが、ただ廃業するのを待つよりも適切な条件下でおこなわれるM&Aなら、実行してみる価値があるのではないでしょうか。

株式会社fundbookのM&A事業の特徴

優良なM&A仲介会社を選ぶポイントは、譲渡する側の会社、譲受するほうの会社の双方に大きなメリットとなるM&Aが行える仕組みができている会社かどうかが焦点となります。

畑野幸治さんが代表をつとめる株式会社fundbookでは、4000社以上の優良企業が登録する独自のプラットフォームと専門のアドバイザーによるサポートを組み合わせた「ハイブリッド型M&Aサービス」をおこなっており、高い水準のマッチングに成功しているのだとか。

fundbook 他社との違い

画像:株式会社fundbook公式サイト|他社との違い

上記は株式会社fundbookと他社のM&Aの違を比較した表ですが、これを見ると株式会社fundbookのM&Aが他社のM&Aと比べて、いかに充実したサービスを提供しているかがよくわかりますね(*^-^*)

畑野幸治はどんな人物?

株式会社fundbook代表の畑野幸治さんは、いったいどんな人物なのでしょうか?
経歴や、彼が成功させたというTOBについてご紹介します。

畑野幸治の来歴

2007年4月 株式会社Micro Solutions設立、代表取締役就任
2011年9月 アイ・マネジメント・ジャパン株式会社(現・株式会社BuySell Technologies)入社
2016年10月 株式会社BuySell Technologies 代表取締役就任
2017年8月 株式会社fundbook設立、代表取締役就任
2017年9月 株式会社BuySell Technologiesの株式譲渡、同社の代表取締役辞任
2019年12月 株式会社ぱど(現・株式会社Success Holders)にTOBを実行、同社株式の72.56%取得
2020年1月 同社取締役就任
2020年2月 同社取締役会長就任

引用:Wikipedia

畑野幸治さんは東京都出身、1983年5月2日生まれの日本の実業家です。

先述したように、M&A仲介業者である株式会社fundbookの代表取締役CEOであり、株式会社Success Holders(サクセスホルダーズ)の取締役会長も兼任しているのだとか。

まだ30代なのに2つの会社の代表を務めているなんて、すごいですね!

畑野幸治は『ぱど(現Success Holders)』のTOBに個人で成功

畑野幸治さんには、会社経営者としての顔だけでなく、個人投資家としての顔もあります。

その一つが、2019年末に畑野幸治さんが当時経営再建中だったRIZAPグループのジャスダック上場子会社である「ぱど(現Success Holders)」のTOBを個人として成功させたことです。

TOBは、日本語で「株式公開買い付け」と言い、通常は証券取引所で取引される株式を「あらかじめ『買付期間』『買付株数』『買付価格』を公開したうえで、対象の株式を保有する株主に売却を促し、取引所外でそれらの株式を買い付ける方法」のことを意味します。
引用:いろはに投資|投資の学校|【TOBとは】株式公開買付けされた株はどうなる?対処法も紹介

TOBの対象となった「ぱど(現Success Holders)」といえば、当時全国180エリアに年間約1000万部を発行しているフリーペーパー最大手の会社。
私の家のポストにも時々入っているので、個人的にも馴染みがある会社です。

でも最近はweb広告へのシフトが進んだことから、最大手といえど厳しい状況が続いていたそうです。

このTOBは成功し、畑野幸治さんが約24億6700万円でRIZAPから「ぱど(現Success Holders)」全保有株式(72.56%)を買い取り、翌年2020年に「ぱど(現Success Holders)」の取締役会長に就任。

「ぱど(現Success Holders)」が立て直すにはまだまだ時間はかかると思いますが、M&A事業でその手腕を発揮するやり手実業家の畑野幸治さんなら、きっと大丈夫でしょう(*^^*)
参考:M&AOnline

畑野幸治の本の紹介

畑野幸治さんは著書を2冊出版しています。
どのような本を出しているのか、ご紹介しますね(*'ω'*)

M&Aについて知りたい方に!『M&Aという選択』

まずご紹介するのは、畑野幸治さんが2017年11月30日に出した『M&Aという選択』という本です。

「後継者がいない」
「過去15年間で100万社が廃業」
「60歳以上の経営者が運営する企業は約120万社」

企業経営者の将来への危機管理として「M&A」という選択肢を考えてみませんか?
企業が突然風邪を患うこと、時には難病にかかることもあるでしょう。
その病気は必ずしも自力で治せるとは限りません。
人が病気にかかる前に予防するのと同じように、
企業も何らかの対策を事前に講じておく必要があります。

本書は、少年時代に、山一證券自主廃業から人生が変わった著者が、
自身の体験をもとに「会社と社員を幸せに救う方法」を記した一冊です。
一人でも多くの経営者に手にとっていただき
「M&Aという選択肢もあるのか」と、
気づきのきっかけとなることを願っています。

引用:amazon|M&Aという選択

この本の中では、さまざまな理由で経営難に陥った企業を救うM&Aという方法について、実際の事例を交えてわかりやすく説明されています。

M&Aを考える企業経営者の方から、M&Aについて興味がある人にもおすすめの本です。

現在、amazon楽天で購入可能。
amazonの方は電子書籍版も出ています。

9月1日発売!『成長戦略型 段階的M&A』

続いてご紹介するのは、2021年9月1日に発売されたばかりの『成長戦略型 段階的M&A』です。

この本では、IPOとM&Aのメリットを組み合わせた「成長戦略型段階的M&A」の手法について、実例を交えて説明されています。

多くの人がM&Aと聞いて想像するのは、おそらく、後継者不在の企業や経営不振の企業が倒産を回避するためにおこなうものではないでしょうか。

このタイプのM&Aは、「事業承継M&A」「救済型M&A」と呼ばれています。

でも実際の市場では、このタイプのM&Aよりも、十分利益をあげている優良企業が自社の弱みを補完しさらなる成長を目指しておこなうM&A、すなわち「成長戦略型」の意味合いが強いM&Aがおこなわれる割合が多いのだとか。

また近年は、株を投資家に売り出すことで証券取引所に上場し、誰でも株取引ができるようにすることができる「IPO」をおこなう起業家が増えているそうです。

IPOは、企業が成長し続けるための重要な要素であり、多くの起業家たちが目指しているもの。
IPOをおこなうことで、それまで会社の創業者や関係者のみで保有・経営してきた、いわゆる一族経営の「プライベートカンパニー」会社から、不特定多数の株主が出資者となり経営内容もオープンにする「パブリックカンパニー」へと変化していきます。

こうしたIPOとM&Aはどちらも会社の成長にかかせないものですが、どちらかのみ実施するのではなく、最初はM&A、将来的にはIPOと、段階的にどちらも実現することで双方のメリットの恩恵を受けることができます。

そしてこれが、畑野幸治さんによると、「成長戦略型段階的M&A」といわれる手法なのだとか。

本書ではIPOとM&A、そして成長戦略型段階的M&Aと事例について詳しく書かれているので、興味があればぜひ手に取ってみてください。
こちらもamazon楽天で購入可能です。

畑野幸治の公式Twitterを発見!

畑野幸治さんについて調べていたところ、公式Twitterアカウントを発見しました(^^♪

Twitterには9月に出版された畑野幸治さんの著書の出版情報や、彼が代表を務めるfundbook関連の最新情報についてなどなど、ためになるなあって思ったツイートがたくさんありましたので、気になる方はチェックしてみましょう!

畑野幸治公式ツイッター

ところでfundbookの表記って、前は大文字のFUNDBOOKだったんですね!(*'ω'*)
新しい役員を迎えて新チームを発足したとのことで、さらなる躍進が期待できそうです。

畑野幸治は個人でTOBを成功させたすごい人だった!

今日は株式会社fundbookの畑野幸治さんについて、来歴や著書などご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。
RIZAPとのTOBの成功はM&Aに知見があり、個人投資家としても成功している畑野幸治さんだからこそできたのではないかと私個人的には感じました(*^^*)










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