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ニンジャ同人誌【トクシュ・タクティクス】:こぼれ話

2024年6月の「ニンジャオン4」で公開した同人誌、「トクシュ・タクティクス」の設定や解説、小ネタのメモです。

作品はイベント終了後もニンジャオンWEBオンリーから読めるぞ!
◆読もう!◆

■旧作タイトル
 
今作は2016年に発行した「ELECTRIC JELLYFISH!!」という同人誌の改善バージョン。…で、何故そんな題名だったのかというと、当初は敵に電気使いのパニッシャーと「クラゲ・ブンシン・ジツ(攻撃を当てると無尽蔵に増殖する恐るべきジツ)」を使う「ジェリーフィッシュ」がいたのだが…ブンシンを破る手段が思いつかず、ジェリーフィッシュ=サンは没になった。本のタイトルが思いつかず、舞台を「クラゲ・ストリート」という地名にしてそのまま使われたのであった…

■人工島ホタル・バロウ
 旧作の「クラゲ・ストリート」はネオサイタマの臨海エリアに存在するという設定だけだったのだが、リメイクにあたって、海が舞台という背景に深みを持たせたいので、実在の木更津人工島…すなわち「海ほたる」をネオサイタマ化した。ラストバトルの円柱型フロアは巨大貯水タンクだったが、これもアクアラインの換気塔(風の塔)にできるじゃん!と気付いたり「オールド東京湾」等の用語も活かせるので良かった。

■作風あれこれ
 当時は初めて作った同人誌だったので、ニンジャスレイヤーで出したいネタは全部出す!という勢いで作った。出オチのブーブス・バンド、「アイエエエ!?ニンジャナンデ!?」と叫ぶモータル、急に読者に話しかけてくる地の文なんかがそういったノルマである。

■時系列
 原作の「ゼア・イズ・ア・ライト」終了後から「デス・トラップ・スーサイド・ラップ」と同時期にあたる。ファイアブランドのガン・グローブは大使館でのレッドハッグ戦で故障しており、スターゲイザーはシマナガシの追討作戦で不在という流れに繋がる。この時期はニンジャスレイヤーが療養中&修行中なので、アマクダリやフリーランスの邪悪ニンジャを動かしやすいという利点(?)もある。

「イヤーッ!」「ンアーッ!」ファイアブランドの拳がレッドハッグの顔を捉える!だが、爆ぜない!ファイアブランドが目を見開く。「チィーッ故障!」たった今の拳撃のせいだ!

【ゼア・イズ・ア・ライト】

■敵キャラ「デンキクラゲ団」
 チーム名は今作で新しく名付けられた。「海中遺跡に眠る宝箱を探すクエスト」にシーフ・ゴーレム・ウィッチ・サハギンというわけで、近未来なのにファンタジーなテイスト。

■ブルーキラー&フレグランス
 旧作では「ブルーサハギン」と「ウィッチクラフト」。外見イメージを重視したニンジャネームだったが、やはり能力から付けた方が良かろうということで改名。「2人組の中ボス」や「一瞬で死ぬサンシタ」が好きなのでそのようになった。

■パニッシャー
 デンキクラゲ団のリーダー。ニンジャネームの由来は「殺人電気攻撃ニンジャ⇒電気椅子⇒刑罰」という連想から。ちなみに、カメレオンのアンブッシュが無くても勿論ファイアブランドが勝っていた。

■ビッグバン
 
旧作では「スプリガン」。コーンウォールの宝の番人、巨大化する妖精から名付けたが…後に原作本編で同名キャラが出てきたので改名。

■アンダーカレント
 旧作では「マリンスノー」。物語上ではニンジャ強盗団~キョート共和国~湾岸警備隊の関係を回収するとともに、デストロイヤー=サンの水中版みたいなオチの役割であり、割と気に入っている。

◆以上です◆
他にも何かあったら加筆するかもしれません。

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