雑記#10 引っ張られない

人と人は、基本的に分かり合えないものだと

思っている。

悲観しているのではなく、

ただの前提として

持っておいた方が

結果的にわかりあえる確率は高くなるかな、

そんな心構えみたいなものだ。


だからこそ、

同じレベルで話ができる人と出会えると、

話が弾むし、

分かり合えたような気持ちになれる。


わかりやすい例だと、

共通の話題(趣味とか、経験とか、出身地とか)

があれば、

レベル感を合わせるのが

かなりやりやすくなる。


ただ、

議論などの場で

共通のバックボーンを持てていない状態だと、

このレベル感を合わせる

というのが結構難しい。


語彙、言葉の定義、理解度などだけとって見ても、

わかり会えているつもりで話ていても

てんでバラバラな方向を向いている時がある。


そんな時、

いままでは相手に合わせようと

思ってきたが、

僕の「合わせる」は

どうやら「引っ張られる」

に近いことがわかってきた。


理解してもらおうとどんどん早口になり、

わかりにくい言葉を羅列したり、

しまいには

自分でもわけがわからなくなってしまい、

話の本筋がずれていく。


これを

僕は「相手に引っ張られている状態」

と定義することにした。


対処法は

今の所ただ一つ。

「落ち着くこと」。


往往にして

理解してもらえない時ほど

感情的になってしまうことが多い。


まずは、

相手に引っ張られずに

考えを自分の内側にしっかり引き寄せて

(そういうイメージで)

発言していく。


ほかに効果的な方法をお持ちの方がいたら

ぜひ教えてもらいたい。

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