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高機動車体験搭乗|陸上自衛隊朝霞駐屯地 りっくんランド


陸上自衛隊朝霞駐屯地にある、りっくんランドへ行ってきました。


今回のメインは、高機動車体験搭乗の参加!

こちらのイベントは事前抽選でした。
当選して良かったー!

というわけで、りっくんランドの入口とは別にある陸上自衛隊朝霞駐屯地の入口を撮影。

りっくんランドへ着くと、いつもの駐車場より奥の駐車場へ(イベント当選を確認されたので、当選した人だけ別なのかも。)

前とは違う駐車場にドキドキ

ここへ来るのは2度目。前は完全に私だけの希望で来ていましたが、今回はミリタリーに興味津々になってきた息子も大興奮。

水陸両用車 AAV7

たどり着いた駐車場では、早速、水陸両用車(AAV7)がお出迎え。
映画とかにも結構出てくるヤツね。

ひとしきり写真を撮影した後は、体験乗車の手続きをしに、りっくんランド内へ。

これは後から建物内から撮影

手続きが終わったら、搭乗時間までりっくんランドを見学!

まずは、空挺団のリュックを背負ってみる。

空挺団のリュックは約15kg。
私の背負ってるのはパラシュート。こちらも15kg。
…え? これ飛び降りる時、リュックとパラシュートは一緒に背負ってるの? 両方背負ったら30kgになるんですけど?

前傾姿勢じゃないと立てない💦
パラシュート大きい。

仮に両方背負って飛び降りても、着地した後で15kgのリュック背負って「走れ!」って言われても無理無理!

でも、パラシュートだけ背負って降りても、何も持ってなきゃ困るよね…? 

あ、でもパラシュートを付けずにヘリコプターから海に飛び降りる訓練してる、って自衛隊の方の話も聞いたことある。

え、同じ人間ですよね?

右が人が使うパラシュート。
左は物資に使うパラシュート。

落とすものによってパラシュートの大きさが違う。

なるほど…

こちらは映画とかでもお馴染み!
AH-64アパッチ!

ランチャーが付いてるよ!

そしてこちらは、戦闘糧食。

ビーフシチュー、肉団子、中華風カレー、豚角煮、チキントマト煮…と全体的にがっつりメニュー(笑)

今回この試食のイベントもありました。
次の機会があれば食べてみたいな!
でも、基本的には常温というか、冷めた状態で食べるのよね。

体力をものすごく使うのに、食事が冷めてるのは大変だわ…

外には戦車や戦闘車がズラリ。

上手前が10式戦車

10式戦車って3人乗りなのか。
どれも大きくて大迫力!

そんな訳で、待ってました!高機動車体験搭乗の時間に。

集合場所で簡単な説明と、手荷物検査を受けて、いざ!乗車場所へ。

これに乗りました。

実は、高機動車は、以前1人で出かけたイベント(※自衛隊のイベントじゃない)で中に乗ったことはあったんです。

でも!勿論、動くのに乗るのは初めて!

残念ながら、走行中の撮影は禁止でした。
が、それも乗ってみて納得。

写真の通り、特に悪路という訳では無いのですが「サスペンションどこいった?」ってくらいガッチガチ。徐行レベルでも身体が揺れる揺れる。

車に詳しくないので調べてみたら、サスペンションを硬くする理由は

硬い足回り部分は、地面からの衝撃を吸収しにくい代わりに、ドライバーの操作応答性も早く出来るため、俊敏なハンドリングを実現可能なほか、コーナー時には硬い足回り部分が踏ん張るため、余分な荷重移動が軽減出来るのもメリットといえます。

足回り固さで燃費は変わる? カチカチとふにゃふにゃの違いとは

…実益重視ってことかしら。
乗り心地への配慮は皆無(笑)
ちょっと凹みがあろうものなら身体が大きく揺さぶられる。この揺れ……どこかで……

思い出した!
インディ・ジョーンズ・アドベンチャーだわ!!!

しかし、こっちのインディー・ジョーンズ・アドベンチャーは壁もないので走るたびに土煙が襲ってくるハードモード(笑)

ちょっとスピードを上げただけでジェットコースターのようでした!

ちなみに高機動車の乗車部分は、骨組みにホロがかけてあるだけ。
そういえば、昔、友人のロードスターに乗せてもらった時には、雨の時、ホロの隙間から雨水が入ってきていたけど。

私「(天井のホロを触りながら)これ… 雨の時は…」
自衛隊員さん「雨の時もこのままです!」
私「雨水が入ってきませんか?」
自衛隊員さん「………………大丈夫です!」

うん。これは、雨は入ってこないから“大丈夫”、じゃなくて、濡れても私たちは“大丈夫”、の“大丈夫”だね(笑)。

体験乗車を終えた後は、陸軍士官学校だった場所を利用した振武臺記念館へ。

ここへ来るのは初めて。

立派な入口。
建物はこんな感じ。

こちらも、士官学校時代の資料を展示しているのですが、中の撮影はNG。

皇族の方も通った学校だったので、資料もだけど、建物自体もなかなか興味深かったです。

基本的には学校なのでシンプルなんだけど、所々に残ったシャンデリアが部屋毎に違ったり、階段の装飾が美しかったりと、豪華ではないけど洗練された建物だなぁ、と。

これが、居住用の建物だったりするとシャンデリアだけじゃなく、窓とか壁とか細かいところにも部屋毎に色々と装飾があったりするけど。

外には九九式十糎山砲が展示。

九九式十糎山砲

山砲とはなんぞや? と、思ったら。

大砲の一種。同口径の野砲ないし軽榴弾砲と比べて軽量・小型かつ分解が可能で、砲口直径に対する砲身長が短く、低初速・短射程である。

Wikipedia「山砲」

んー、小さな大砲ってこと?
これは、日中戦争の時に中国からろ獲したフランス製の物を改良したらしい。

これ、現在起きている戦争でも、ろ獲された武器から技術が盗まれて新しい兵器が…ってあるみたいね。

やっぱり戦争はやるべきじゃないわ。

最後はお土産屋さんに。

とりあえず、大きな迷彩バッグを欲しがった息子に「これはね…ディズニーランドのミッキーの耳のカチューシャと同じで、ここを出た瞬間に魔法が解けてしまうものよ…」と母から心温まるアドバイスをしておきました(笑)。バッグは小さいのにしておけ。悪いこと言わないから。

私は体験乗車で乗った高機動車のトミカと、会社の同僚たちに防衛省まんじゅうを買いました。

日頃なかなか見れない物を間近で見れる上に、自衛隊員の皆さんが丁寧に色々説明してくれるのでとても楽しい場所です!

そして、何より無料(※体験イベントの内容によっては有料、あと自動販売機やお土産屋さんは当然有料)なのがお財布に優しい!

とりあえず私は、KindleUnlimitedで見つけた『今日も小原台で叫んでいます 残されたジャングル、防衛大学校』を読んでみます。


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