本日のつぶやき「スイート・ヒア・アフター」

“Sweet here after”
そんなタイトルの映画がありましたが。

“穏やかな、その後”という意味だそうです。

今回は、映画の話じゃなくて。
羨ましいな、と思った老後の話で。

2つあるんだけど。

1つは、会社の同僚の親戚の方の話で。
90歳を過ぎたおばあちゃんなんだけど、まだお元気だそうで。

1人で暮らしてて。
時間があるから、新聞を端から端まで読んでる、って話で。

羨ましいなあ、と。

高齢になっても、誰かの助けがなくても生活出来て（多少は何かしらあるかもしれないけど）、1日のんびり何かを読みながら、1人で自分のペースで生活する。

これ、羨ましいの局地じゃない？

私も（90歳までとはいかなくても良いけど）、そんな老後を送ってみたいなぁ、と。

かなり運が良くないと難しそうだけど。

もう1つは、宝塚に連れてってくれた先輩のお母さんの話。

もう、亡くなっているのですが、劇場で先輩が望遠鏡を貸してくれて。

「これ、母の形見の望遠鏡」

えーっ？！ いいの？ そんな望遠鏡借りてしまって？！

と言ったけど、先輩は「いいの、いいの」と貸してくれて。

望遠鏡を手にとってみると。
亡くなったお母さんが好きだったんであろうタカラジェンヌのシールが何枚か貼ってあって。

それを借りて舞台を見ていると。

ああ、お母さんは亡くなってしまったけど、お母さんの望遠鏡は今も宝塚の舞台を見ているのか。と思ったら、羨ましいな、と。

まだ、私の“老後”というのは少し気が早いかもしれないですが。

楽しく生きてる、楽しく生きた“人生の先輩”の話を聞くと。ちょっとこの先も、私は何をしようかな、とか、こんな事が出来たらいいな、と楽しくなります。