ポケモンと『三銃士』

ポケモンと三銃士?
なんでその2つが好きなの?
その2つに何か繋がりでもあるの?
…と思われた方もいらっしゃるかもしれません。

実はポケモンと『三銃士』は少なからず繋がりがあります。
2010年に、ニンテンドーDS用ソフトとして発売された『ポケットモンスター ブラック/ホワイト』という作品には「コバルオン」「テラキオン」「ビリジオン」「ケルディオ」というポケモン(キャラクター)が登場します。

この4匹のポケモン、実は『三銃士』の登場人物「アトス」「ポルトス」「アラミス」「ダルタニアン」(ダルタニアンが主人公)をそれぞれモデルにしていると言われています。ケルディオを除いた3匹はファンの間で「三闘」と呼ばれており、後述する映画の公開後は四匹合わせて「聖剣士」と呼ばれています。
当時発売された、雑誌『ニンテンドードリーム』に、『三銃士』の登場人物がモデルであるという言及された記事があるそうなのですが、残念ながら私は未確認です。

しかし、その噂を聞いた私は、そのことにとても興味を持ちました。

というのも、私の記憶が正しければ、確かその頃NHKで「新·三銃士」という三谷幸喜さんが手がける人形劇のテレビ番組が放送されていたからです。

当時高校生くらいだったので、あまり熱心に観ていたわけではなかったのですが、第一話をよく覚えていて、そこで原作の『三銃士』を読むきっかけになりました。

またその1年後に今度は『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』という映画が公開されて、さらに1年後には上記のポケモンたちがメインキャラクターとして登場した『劇場版ポケットモンスター キュレムVS聖剣士ケルディオ』が公開されました。そしてその数年後に、原作の『三銃士』を一通り読んだ私は一気に『三銃士』という作品が好きになりました。それと同時に「聖剣士」と呼ばれるポケモンたちが大好きになりました。

それ以降はゲームで「聖剣士」に触れるたびに『三銃士』も好きになり、小説や映画などで『三銃士』に触れるたびに「聖剣士」を好きになるという永久機関のような構図ができ、今に至ります。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?