「これもnoteを書く夢」2021/05/06

・夢の中の日
夢の中みたいに過ごした日だった。
何ならいつもより家事をした日だったはずなのに、何にも残ってない。私は今風呂上がりっぽい風体でいるし、現にお風呂から上がったばかりなんだけど、絶対に右腕を洗ったかと問われたらどうだったかなーってなってしまいそうだ。
「意図的に意識を散らしていた」からかと思ったけど違うわ。一日中生理に気をとられていただけだ。おなかが痛いだのどっか汚しちゃわないかだのばかり考えていた。考えてたってのは違うな。常に不快な何かを感じ続けていた、かな。不快でなくても、何かをずっと感じ続けることって疲れるのにな。

・異常無し?
そうそう、医者で貰った薬を飲みきったら、ちゃんと生理が来た。
来なかったら別の検査やら投薬が必要なわけだから、これ自体はいいことだ。
でもやっぱり来たら来たで嫌だ。贅沢……なのか? うるせえ。嫌なもんは嫌なんだよ! ここは強く言っとかないと。

・目薬の瞬間
医者で一緒に貰った皮膚科の薬。目薬みたいな入れ物に入ってる液体の薬で、皮膚に塗るやつ……。こういうの日本語だと何て言うんだ? (塗り薬って言うとチューブに入った固めのテクスチャのものが思い浮かぶから違う気がする。しゃばしゃばしてるのよ)
それを冷蔵庫に保管してるんだけど、この前うっかりいつも使ってる目薬と一緒にしてしまった。いやいやこの場所だと、いつか目薬と間違えて点眼しちゃうなと思って、別の場所に収納し直した。目薬、結構ぼんやりしながら使うことも多いので、間違えたときのことを想像するとぞっとする。
医者の「強めの薬なので症状が引いたらすぐやめること」「使ったあとは必ず手を洗うこと」という強めの言葉が頭をよぎる。そんなのが目に入ったら、ど、どうなっちゃうの〜?! 恐らくそんな少女まんがみたいなポップなトーンじゃ表せないことが起きるぞ。皮膚の薬を間違えてぽたりとやって、片目を抑えながらのたうち回る私。コンビニで売ってるホラーまんがの画風だ。
続けて「そもそもぼんやりしたまま目薬を使うんじゃない」と自分を戒める。
それを経て「それでもぼんやりすることはあるからせめて自分を信用するな」にたどり着く。セーフティネットは何重にも、異なったものが使われてなければならない。
冷蔵庫で冷えたボトルを目の上に構えて、
「ぼんやりするな」
「大丈夫これは目薬だ」
「皮膚の薬だったら?」
「信用できない」
「強めの薬」
指先に力を込める。
「一滴出た」
「ぼんやり」
「もう戻れない」
「皮膚の薬だったら?」
「手を洗うように目を洗えるか」
「信用するな」
「考えるのが遅い」
「のたうち回る自分」
「来るよ!」
ぽたり。
結果的に、いつも背筋を強ばらせながら目薬をさしてるんだが、これは果たして正しいのか? 何かおかしくない?

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