「『このテープもってないですか?』さらっと見た」2023/01/12

怖いの苦手だからさらさらさらーっと見た。
モキュメンタリーを成立させる過程でニコニコ大百科でのルール違反があったということを知ってしまったので、素直にすごい怖いみたいなことを言う気にはなれない。どんなにうまいお話を考えられたとしても、wikiやニコ百の決まりを守れないのはダメでしょ(極論)。

あと怖さの方向が単純に好みでなかった。
怖い話なんかに抱く「怖い」って感情って、理由が無い理不尽なこと・カタルシスが無くてモヤモヤすることが重要なファクターだったりするから、全部説明できるようにする必要なんて無いんだけど、全部説明できることと全然説明できないことは同じくらいつまらない。どんなに細かく考察していっても「なぜならそれはそういうものだからなのだ」って答えが待ってるんだろうなってタイプの話には、じゃあ考察してもしゃーないなって思っちゃう。「このテープ」はそういう意味で考察のしがいが無い気がする。……それでも考察してる人たちはいるし、頭下がるし、それ読んだら怖くなったわ。
そんなわけで、考えてもムダだな感が漂ってたので、内容が支離滅裂になるにつれて集中力が切れてしまった。
受け手に全て説明する必要は無いけど、作り手側がそう思ってるって感づくと、ズルいなと思ってしまうんだよな。この気持ちは何なのか。
「奥様ッソ」はわかりやすすぎる気がしたから、自分のストライクゾーンはすごく狭いのかも。ホラーの深遠さ、曖昧さがそもそもnot for meだったりするかもしれん。←こんなにビビってる時点で気づけよ。

というか昔の映像ってなんか怖い雰囲気があるから、私にはそれだけでじゅうぶん怖い。でもそれは作り手の引き出した怖さじゃないじゃん。今怖くて布団から出られないけど。電気つけに行くのすら怖いけど!
もう暫くはyoutubeの懐かしCM動画も見れないや。

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