「強めのごはんブースト」2021/06/13

・いつの間にか日曜
頼んでおいた診断書が出来上がったと連絡があったので、受け取るために土曜は病院に行こうと思っていた。のに、いつの間にか土曜日が終わってた。日記も書き忘れた。

・ごはんブースト
今日こそ病院に行くぞって発破をかけるために昨夜、夫の貯めたGo to eatのポイントを使ってごはんを予約。
外出自粛がずっと続いてるからポイントや食事券の使用期限も延びているんだろうと勝手に思ってたんだけど、6月末までだって言うもんだから。おかげさまで全然使いきれてねーんだわ。

・閑話(ぐるなびのGo to eatポイント使用期限について)
今日ちょうどぐるなびからお知らせが来て、ぐるなびで貯めたポイントの使用期限を年末まで延長するとのこと。
つまり全く今日外食をする正義は無くなってしまったんだけど、気づいたのがレストランの前で予約の確認をしてるときだったから、しゃーないだろ。

・ごはんブースト 役目を果たす
朝の体調は割と最悪で、もう全部諦めちゃおうかというレベルだったが、せっかく予約したごはんを食べられなくなったら夫はしょんぼりするだろうと無理やり外に飛び出した。こういう風に思えるなら予約した甲斐もあるってもんだ。予約先がすき家だったら折れてた。
外はいっぱい人がいた。病院も普段より混んでいた。道路はそんなでもなかった。ごはんは美味しかった。テーブルの真ん中に透明パネルが置いてあった。

・青梅雨
美味しいごはんを食べると、そのあとに一家心中するオチを考えてしまう。
おいしいごはんを笑顔で囲む二人。段落空けて、翌日の新聞記事の抜粋という形で、二人が食事のあと死んでいたことが読者に伝わる。
これは、大好きな作品のひとつであるところの「青梅雨」(永井龍男)のせいだ。
それでなくてもよくあるもんね、新聞オチ。ミステリとか「意味がわかると怖いコピペ」みたいなやつで。
とにかく、これで人生しめくくりになっちゃってもまあ最後に食べたのがあれなら良かったんじゃない、というくらいには美味しかった。
逆にもし帰り道で事故ったら我々には希死念慮があったと思われちゃうおそれすらあるから、無事に帰って来れて重畳。

・あとは市役所行くだけ
今日受け取った診断書は、市役所に提出する必要がある。
市役所は隔週で土曜の午前に一部開庁してるんだけど、この提出先は例外。平日しか開いてないので、そこそこ難易度は高い。提出するだけでなくその場で行う手続きもあるので、コロナ禍にあっても直接窓口まで顔を出す必要がある。
毎年思うけど何なんだろうねこれ。病気で会社や学校に行けないっつってんのに、どうして平日の真昼間に市役所に手続きに行けると思えるのか。こっちは自分をごはんで釣ってもなお動けるかどうかわかんないんだぜ(胸をはって)。「具合の悪い人は病院に行けない」的なパラドックスがある。
手続きの面倒くささも相まってそういう益体ないこと(じゃあ手続きが出来てる私ってほんとに病気なの? 甘えてるだけじゃあないの? ん? 病気の方がエラいの? あれ、どっちだっけ?)もつい考えてしまうんだけど、今年はここまで順調なので、できれば無心で手続きを終えたいなあ。もう無心はムリか。

・ねんのため
個人的には、社会を支えている健全な人たちの都合にある程度フィットしてないと、健全さは保たれず消耗してしまうと思っているので、メンヘラの都合に100%合わせる必要は無いと思っております。市役所が夜中に開くようになっちゃったら世の中おしまいだよ。

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