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数年越しにSubnauticaをクリアしたので感想

昨日、サブノーティカをようやくクリアしました。色々思うところがあるので感想を残しておこうと思います。


ゲームの概要

サブノーティカは、宇宙船が墜落し、一面海の惑星に脱出ポッドで不時着した主人公がサバイバルするゲームです。
脱出ポッドには最低限の設備として物質を変換するクラフト装置があり、これを使って現地調達した素材から色々な水や食料、道具を作ってサバイバルしていきます。
最初にプレイしたときの印象としては、SFな設定と、海ばかりの惑星の特性(潜っていると息が続かないのが、色々装備が整ってくるとだんだん深く潜れるようになっていく)を活かした、オーソドックスなサバイバルゲームだなあという感じでした。

良かった点

最初の脱出ポッドは拠点にするにはかなり手狭ですが、そのうち自分で基地を建てられるようになり、乗り物も作れるようになって遠出ができるようになり、潜れる深さも深くなっていき、という感じにできることが広がっていくのはとても楽しいです。
何より、この惑星の隠された色々な真実がだんだんと明らかになっていき、自分が何をしなければならないのかが分かってくるストーリー展開は、単なるクラフト・サバイバルゲームという期待を良い意味で裏切ってくれて非常に良かったと思います。

残念な点

バグがひどい。幸い、私はセーブデータが壊れるようなバグには当たりませんでしたが(恐ろしいことにそういうバグもあるらしい…)、作成した潜水艦ごと地中に閉じ込められて出られなくなるというバグに遭遇しました。

しかも上書きセーブしかできない仕様も相まって、一度詰んだ状態になったら元に戻せないのもマイナスです。死んでリスポーンすれば地表に戻ることはできるものの、潜水艦には大量の資材を積み込んでいたので一気に萎えてしまい、最初にプレイしていたデータはプレイを放棄…

バグは置いておくとしても、肝心のゲームプレイとしても微妙な点はあり、例えば敵キャラが強すぎるので、基本的には倒すのではなく避けて通るというゲームデザインなのですが、これがプレイの快適さを大幅に削っていると思います。最悪、大事な乗り物をぶっ壊されたら萎えることは必至です。

セーブが上書きしかできない点も含めて、作者がどういうプレイ体験をしてほしいのかは分かるんですが、いかんせん敵避けのストレスの方が大きすぎてゲームの面白さにつながってるとは言い難いなあというのが正直な感想です。

また、様々なアイテムをクラフトするには惑星中に散らばっているアイテムの残骸をスキャンしてレシピを集める必要があるんですが、見つからない時は本当に見つからず、手掛かりも無しにただただ探し回ることになり、これも結構ストレスフルでした。
一応、一部のレシピにはゲーム内でもここに行った方が良いよっていう誘導はあるのですが、それだけでは見つからないレシピもあったり、誘導通りに行っても見落とすこともあり、この辺りはもう少し何とかならなかったのかなあという印象です。

まとめ

残念な点ばかりたくさん書いてしまいましたが、続編が作られるくらいには面白いゲームであることは間違いありません。プラスとマイナス両方の面で綱引きした結果、5段階評価で星3つかなあ、みたいなゲームでした。

プレイ再開するにあたって、私はまたバグで萎えるのは嫌なので、MODを導入してセーブデータを分けたオートセーブができるようにして、ようやくクリアできました。もしPC版でプレイする場合、ストレスを感じる要素はMODで解決しちゃうのも手だと思います。

最初は分からなかった目的がだんだん明らかになっていく探索ゲーム」という説明に心惹かれるひとは、ぜひともプレイしてみてほしいです。

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