『情報を掴みに行く』

地方に住んでると情報が少ないし遅い。
私が鳥取に住んでいたころにそう感じた。


私が就職活動をしたときは、
情報を集めるために色んな所に足を運んだ。
鳥取で行っている合同説明会は、
地元企業のみの参加だったし。
都市部でやっている合説に比べれば小規模だった。

だから私は情報を集めるために、
何度も大阪や広島まで足を運んだ。
そちらの方が圧倒的に得られる情報が増えた。

情報を得るための移動で多くの時間やお金を使った。
でも、私はそれが無駄だとは思わなかった。

将来がかかったことだし、
求めている情報を得られる場所だったから。
色んな企業の情報を持っていれば選択肢が広がる。
実際に話を聞くことで疑問点を解消できる。
行かない理由がなかった。

鳥取で開催されるまで待つなんて選択肢はない。
だって情報が今、手に入るのは、
そこしかなかったのだから。


必要な情報を得るためには、
待ってては手に入らない。
自分の近くで情報を得られる場があるとも限らない。
だから遠くても必要な情報は、
自分の足でつかみに行くしかない。

  「いつか近場で開催されたときに参加します」
そのいつかっていつ?
自分にとって今、必要な情報じゃないの。
今、手に入れれば前に進めるんしゃないの。

そう考えて情報を得られる場所まで足を運ぶ。
移動にかかる時間やお金は未来への投資と考えて。
だから無駄にならない場所を選ぶ。
本当に必要な情報なのか考える。


最近は足を運ばなくても情報が手に入る場所が増えてきた。
オンラインセミナーがどんどん出てきている。
そこで色んなことを学べる。

資格の勉強や塾もオンラインでできる。
コロナの影響か最近、特に増えているように感じる。

家の近くに学べる場所がないから、
通うのが難しいからと諦めなくていい。
家にいながら学べるのだから。

私も今、色んな事を家にいながら学んでいる。
全てオンラインで。
  「毎週、東京でセミナーを受けてもらいます」
なんて言われたら私は諦めるだろう。
だって毎週東京まで行くお金がないのだから。
いくら未来の投資だと考えても、
ない袖は振れない。


オンラインで学べる機会が増えているなら、
情報を得るハードルは下がっている。
だって移動するための時間やお金が無くなるのだから。
後は必要な情報を得るために一歩踏み出すこと。

より情報を得やすい世の中になってきた。
後は情報を得る機会を逃さないように行動するだけ。
いつまでのその機会があるとは限らないのだから。

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