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弱者の戦略と小さな野心

こんにちは。

今月の課題の「弱者の戦略」と小さな「野心」を合わせてシェアさせていただきます。

先日のVoicyでの田中慶子さんと木下斉さんの対談から
自分が興味のあることを先ずは出来る範囲で始めてみよう思い、
このnoteを始めてみることに。
そして他に興味のあることに英語学習のお手伝いがあります。


私の小さな野心

少しでも日本人の英語の「音」への苦手さを減らし、
英語で広がる世界を楽しむ英語学習者を一人でも増やしたい。

今後の人生を考えながら自分自身の向き不向きを考察するためにも
興味のあることを無理のない範囲で先ずは始めてみたい。

複数ある興味のある事の一つは英語学習(特に英語の音素学習)の
お手伝いに関すること。
現時点では収益化を目標とはせず、一先ず始めてみて
自分自身の学習指導・サポートへの適性の向き不向きと
市場需要を考察することとする。

何故、英語の「音」なのか

自分自身の英語学習と英語圏で生活した経験から日本語を第一言語とする英語学習者の英語4技能(Reading, Writing, Listening, Speaking)の中の特にListening&Speakingへの苦手意識の原因が日本語と英語の「音」の違いへの
認識不足と英語の「音」の習得の難しさにあると感じている。

英語の音の構成、日本語の音との違いを知り、英語の音を意識→認識できるようになれば、先ずはListening(将来的にはSpeaking)に対する苦手意識が少しでも下がると期待する。

レッスンで目指すのはいわゆるネイティブ並の英語技能ではなく
「自分の知りたい情報の内容を正確に聞き取り、理解できる様になる」Listeningスキルの基本中の基本となる英語の「音素」の認識と習得。

各自の習得速度や習得レベルの差はあるも、
継続し続ければ、「本人なりの速度とレベルで」英語力は上がる。
その為には長時間短期間ではなく短時間を長期間継続の方が
学習継続しやすいと考える。

英語の音の学習に興味を持った個人的な背景

英語は好きな科目、仕事上でも英語に触れる環境で仕事はしていたが、米国で生活を始めた時に、英語話者のスピードと音について行けずに困った。相手の話す内容が完全に理解できないことによって困ることもあった。

何故か?
スピードに追いついていないからかと思ったが、ゆっくりでも聞けない音があることに気がついた。速さが問題なのではなく「音」に耳が慣れていなかった、
それ以前に英語の「音」の習得が十分ではなかったことに気がついた。
又、学校の試験や語学試験のListening testで流れるような聞きやすい美しい英語を話す人は、日常生活でそうそう多くはないのが現実。

自分の話す英語が全く通じなかったわけではないが、自分が話す英語がスムーズに通じる相手は限定されていた。
(例、語学学校の先生、クラスメート、日本に住んだことのある人、日本語を話す英語話者に慣れている人など、日本語を第一言語とする英語学習者の話す英語に慣れている人であれば理解してもれたが、そうではない人にはスムーズに通じる英語の音ではなかった。)

英語の音素を学習、音素練習を継続することで自分の英語の発音が大抵の相手に一回で通じる音になった。そして何より、相手の英語を理解しやすくなった。
また、副産物的に、耳で聞いたわからない単語を取り出して調べやすくなった。(綴りがわからなくとも、耳で聞いた音を、口で真似して音声入力して、意味を検索することができるようになった。)

ビジネス上は英語も国際語としての英語が認識され世界中の様々な地域のアクセントを持った英語が話されるようになってきているとのこと。一方で、そのような英語を第一言語としない人達が話す英語になじみのない人達もまだまだ多くいる。できれば一度で通じる、何度も聞き返されることのない程度の英語の音を出せるようになることを目標に、そしてそれには、先ずは英語の音をスムーズに認識、理解できるようになることが基本としてあってのことだと実感している。

まずは日本語とは異なる英語の音を認識し、音の出し方を学び、音に慣れ、音を聞き取れるようになることを目標に、英語の音素学習のお手伝いをしたい。

弱者の戦略

<時間的弱者>
色々な時間的な制約もあり現時点では英語教室等の企業勤務は難しい
→現時点で自分が可能な時間内で対応
 (自分の活動可能時間と合う相手であれば
  相手に合わせて日時共に柔軟に対応可)
→大手・個人クラス共にレッスン時間の長さが決められている。
 一方で学習者の希望に合わせたレッスンの長さ(特に短時間も)対応可

<語学学習指導者としての経験的弱者>
自分の子供以外に学習指導経験なし
→各自の興味、やる気に合わせた環境を整え、
 子供の適性、ニーズに合わせたサポート経験はある
 
<場所的弱者>
教室なし
→自分の行動範囲で対応するので場所は不要
 基本徒歩圏内だけの対応を考えている
 オンラインも考えると自宅で対応可

<知名度的弱者>
大手英語教室の様な広告、宣伝なし
→自分が出会う相手に直接紹介、口コミ
 広告、宣伝費不要
 (大きく広げることが目的ではないので現時点ではよし)
 
<資金的弱者>
大手英語教室の様な潤沢な資金なし
→場所代、広告宣伝費不要
 特別なテキストや商品不要
 学習者のレベルに合わせて適宜準備
 
<商品的弱者>
大手英語教室の様なテキスト等のラインナップなし
→かなりニッチな部分に特化した学習
 大手ではその部分に特化した教材だけを購入はできないと思う
 個人教室でその部分に特化した教材もあるが、
 その教材を用いて各個人での継続はなかなか難しい学習者もいると予測
 (自分の学習経験則からの予測)

ターゲット

・英語と日本語の「音」の違いを認識し、英語の「音」への学習と習得に
 興味、前向きな姿勢を持っている英語学習者、若しくはその保護者
・我が子の様に色々な支援を必要とする英語学習に興味を持つ方とその保護者
・自学の英語学習の継続が難しい方

英語学習はレッドオーシャンですが、
大手や個人語学教室がターゲットとしない
英語学習者のお手伝いをできたらと思います。

学習目標

<初期目標>
日本語環境で生活している英語学習者にとって
聞きなれない・聞き取りにくい
日本語音素にはない「英語の音素」に耳慣れすること。

<中期目標>
簡単な英単語を聞き取れる/Listening(→文字化/Writing)

簡単な英文を聞き取れる/Listening(→文字化/Writing)

<学習者の英語Listening力の最終目標>
色々な場面での英語を聞き取れるようになること。
聞いている最中にわからない単語を認識→(文字化→)AI等を使って自分で調べられるようになること。

音素学習への姿勢


「日本語にはない」英語の音素の習得には個人差はあるも
「ある程度の」学習・練習が必須。
ある程度のとは継続を含めての時間的な長さや回数のこと。

長時間短期間の学習環境では学習者によっては無理があり
嫌になる可能性が高い。
短時間長期間の学習環境で本人が楽しい、少なくとも
苦痛、嫌にならない程度の時間内での練習を
長期間する方が語学学習の継続には望ましい。
楽しく感じられる、少なくとも苦痛で大嫌いに
なってしまわないくらいの短時間がいいと思う。
(もちろん、学習者に合わせて短期間習得を目指す場合は
 その希望に合わせることも可能。)

受験勉強等の英語学習とは異なるので
ひたすら「量」ではなく、本人が楽しい、またやりたい、
継続したい!と思える位の練習時間を継続的に持つ方が
語学学習を継続化、習慣化しやすいと考える

<練習場所>
対面
オンライン(GoogleMeet、Zoom等)

練習内容

・アルファベットの名前 習得
・アルファベットの音素 認識→聞き分け
(希望があれば)発音練習→発音習得も目標に(但し、私はESL指導者の資格は持っていないので、正しい発音習得の為には適切な指導者への移行をお勧めする)

<何故、自分が英語の音学習の手伝いをするに適していると考えるのか>
最近はPhonicsの教材も増えているも日本語話者が苦手とする英語の音の認識、聞き分け、習得を「日本語話者が分かるように分解して説明」するのは英語話者や乳幼児からバイリンガルの人達には難しい。

日本で生まれ育ち、日本で英語教育を受けてきたから実感した英語の音の学習の難しさを実感値として持っているからこそ、音へのアプローチの仕方を日本語話者が分かるように説明できると思う。

また、話すことに課題を持つ家族(*)のケア・サポートの経験から学習者のスキル、ペースに合わせた音の学習へのアプローチ、サポートの経験あり。相手に合わせたサポートが可能。

(*)子供のうちの一人が一時期人工呼吸器を使用〜抜去後もまとまった年数、全ての栄養を胃瘻から摂取し経口摂取できなかった。軽い脳性麻痺も重なり、発声、発音に課題を持っていた。現在2桁の年齢になり経口摂取を始めたのは約3年前だが、経口摂取が進むと共に音の出し方(息遣い、口の動かし方、舌の使い方)も成長し、随分と沢山の音を出せるようになり、以前はAAC deviceを使ってコミュニケーションしていたが現在は本人なりのレベルではあるも、口頭でやり取りしている。音も、英語、日本語共にそこそこ第三者に理解してもらえる位にまでなってきている。現在も日々、小さな積み重ねを継続中。0が100にはならなくとも小さな積み重ねを本人なりに継続、それをサポートできれば、本人なりの成長に確実につながることを経験値として持っている。

その子供の経口摂取と発声、発音のケア、サポートをする中で”Oral Speech Therapy”のアプローチを学ぶ中で、日本語話者である自分の英語発音の改善の手助けとなる部分も大いにあることに気がついた。

初めは簡単なことから開始。
本人のペースに合わせて徐々にレベルを上げていく。
マラソン練習や筋トレと一緒。
マラソン練習や筋トレは可視化されるが
語学学習は可視化しにくく英語筋が増えた!と
見えるわけではないが、
英語学習もマラソン練習や筋トレ同様に
継続し続ければ着実にできるが増える。

木下さんのレッスン、ピンホールマーケティングも参考に、
初めにお声がけした方とレッスンの予定を組むことができました。
先ずはモニター的に練習させていただき、学習者さんの学習の楽しさの応援と
自分の適性の有無、市場需要をある程度の時間をかけて考察しようと思います。

最後まで読んでくださりありがとうございました。



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