切るか切らぬか
もうすぐプール開き
お姉さんみたいになりたいの〜
と髪を伸ばしていた娘に
そろそろ切らないか?と提案してみた。
園のお友達で長い髪だった子達が次々に短くなって登園してきた。
もしや?プールに備えて?
お友達のお母さんにも聞いてみると
プールで濡れ髪のままだと風邪ひいたりしないかと心配で…と。
なるほど!
頭皮から冷えて風邪をひくのは美容師さんから聞いた事もあるし私も風邪をひいた経験あり。
夏だし冬ほど冷えたりはしないけど…
でも長い髪を結んで登園してプールで帽子着用して〜濡れてぐちゃぐちゃなって〜
なんて色々考えてるうちに
うわ〜邪魔くさ!切ってしまえ!と思った。
ただ胸のとこまで伸ばしたいの!!と頑なに散髪を拒否し続けていた娘になんて言って説得すべきか悩んで数日。
6月もスタートしたことだし
思い切って相談してみた。
「プール始まるやん?髪濡れたままやと風邪ひかへんかなぁ?短いとはよ乾くし切ったら?」
「う〜ん、そうだよねぇ。ドライヤー持っていかないしねぇ。」と娘。
幼稚園にドライヤー持参の園児いたら先生びっくりするわっ
「うん!切ろう!」とアッサリ娘。
「え?え?切っていいの?あんなに伸ばしたがってたやん?」
「うん!プール終わったらまた伸ばせばいいし!切って!かーちゃん!」
「え?ホンマに?せっかくここまで伸ばしたのに…勿体な…伸ばしたい気持ちめっちゃわかるもん。だってかーちゃんも子供ん時伸ばしたかったのにお父さんにザクザク切られて泣いた事あるし。」
「いいからー!切ってよ!」と娘
あれ?
なんか逆転してる 笑
娘は直毛の柔らかいサラサラストレート。
伸ばせば伸ばすほどサラサラストレートが艶々光って色んな人から髪が綺麗だと褒められていた。
美容師さんも扱いやすい良い髪質ですね!と。
その髪を切るのに躊躇したのは私の方だった。
切る!と決めた娘の決意は固くショートになるのは、あ!という間だった。
美容室が嫌いな娘の髪をカットするのは私。
美容師さんから教えてもらいヘアクリップでブロック分けをしてから切った。
途中まではうまくいっていたのに
上を向いたり下を向いたりする娘。
あー失敗!
右と左の長さが違う。
あーどうしよう…
仕方ない、切るか!
とザクザク切って最終的にショートボブ。
鏡を見た娘の反応は…
「可愛い〜♡」
よし!
「でも、もっと短いのが良かったなぁ。えっとね、かーちゃんこれ見て。」
可愛いモデルさんの写真かな?と思って見たら
娘が新生児だった頃の写真。
当時娘は助産師さん達に
「ベッカムヘア」と呼ばれていた。
茶色の髪が綺麗なソフトモヒカンだった。
えー!これ?こんな短くしたいの?
「そう!」
わからん
4歳の乙女心。
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