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個人的 2020都市対抗野球本戦で気になった選手や感じた事等

久々の更新になります。

現地観戦という訳ではありませんが、コロナの影響で、今年高校野球以上のカテゴリーで唯一の全国大会になってしまった、都市対抗野球本戦配信で気になった選手等、感じた事なんかを、なかば備忘録代わりに記しておこうと思います。

また、配信ならではの楽しみ方として、今回トラックマンデータにて、球速に加えて回転数等の指標がついてきましたので、新たな視点込みで記してみようと思います。


また、今回。ほぼ投手について記していきますが、個人的にはこういうイメージを持ってます。



三菱自動車倉敷オーシャンズ 廣畑投手(玉野光南→帝京大)

大会No1投手といっていいでしょう。個人的にはとにかく順調に。その為ならいまの力を維持。多くを望みませんので、来年が楽しみな投手です。

特にこの球なんかは、NPB打者でもなかなか打てる球ではないでしょう。楽しみ。



Honda鈴鹿 八木投手(敦賀→天理大)

二次東海予選から、こういう速球で評判でしたが…。

単純に球速のみだと、NPBストッパーやクローザーレベルでしょう。とはいえ、この様に打たれたように、まだまだ良化の余地があると思いますので、ちと楽しみです。

(投球ごとに吠えるスタイルは、漢らしくて好みです。笑)



TDK鈴木投手(福島東→流通経済大)



TDK小木田投手(角舘高)



現在の潮流 常時セットの投手とTDK投手陣

こういうTDK投手陣の、古きよき時代みたいな大きな投球モーション系に関して、

大きな投球モーション系:”溜め”の要素も含んでると考えてまして、塁上セットだと、”溜め”の要素が薄れるので、球威が落ち気味という傾向。
加えて、元々大きな投球モーションから塁上セットにしても、近年流行りの常時セット系に比べて塁上投球モーションが、対ランナークイックに対しての弱点になりがちと解釈してます。
また、そういう投手なんかで、塁上セットになると、制球が乱れがちな投手もいます。


そういうのを含めて、近年流行りの常時セット系は、始めからセットという制約下で伸ばしていこうという方向性+クイック要素もある塁上投球モーションとか、対ランナー込みで有用だろうという認識で、近年常時セット系が流行りなんだろうと個人的に解釈してます。

とはいえ、最終的には本人の感性に合うor合わない等での選択。決断になるでしょうが…。

※大きな投球モーション系の投手でも、セットで球威が衰えない&制球が乱れない+対ランナークイックの弱点が無い、稀有な才能な投手なんかは、そのまま基本大きな投球モーション。塁上セットでいいのだろうと思います。


まとめると、塁上セットでの
・球威が落ちる可能性
・制球乱れる可能性
・大きな投球モーションから塁上セットでの、対ランナークイックへの弱点の可能性
以上のデメリット込みで、始めからこういうデメリットの芽を摘んで、常時セット系にして伸ばしていこうと、現在常時セット系が潮流になっているのだろうと解釈してます。

逆にいうと、こういう古きよき時代の系譜が残っているTDK投手陣の様な、大きな投球モーション系の投手は現代では希少になってしまったので、打者もあまり対戦経験なくて、上背あるわけでもないライアン石山みたいに通用する可能性もあると、個人的には思っています。

そういう意味では、個人的にはTDK投手陣は興味深いですし、通用する要素があると考えてます。



西部ガス 立石投手(佐世保実→東洋大)

本来西部ガスの投手なら、ベスト8の立役者。村田投手をあげるべきでしょうが…。

元々、短いイニングを球の力で勝負。制球や揺さぶり等は…。という面がありましたが、今大会優勝のHonda打線が比較的差し込まれたり、詰まらせていた場面が目立ちましたので、今後ちと気になる存在になるかも知れません。



沖縄電力 田場選手(前原高※西部ガス補強選手)

今までは、もしかしたらNPBドラフトにかかるかも知れない選手を取り上げてきましたが…。

田場選手は今後数年。都市対抗野球本戦(補強も含む)で活躍しそうな気がします。



【追記】西部ガス 大畑投手(明豊)

もしかしたら、こういう意図でいきなり都市対抗本戦。準々決勝。相手は優勝したHonda相手のピンチに登板したのかも知れませんが…。

個人的には高卒ルーキーには、できる事なら楽な相手の回の頭から登板して、とりあえず場慣れなんかが理想的でしたが…。

まあ、タイムリー打たれた145㌔2164回転の球なんかも、確かに高かったとはいえ、相手が悪かったとも思えますので、近年、村田・山田・高椋投手と、投手育成に定評がある西部ガス。来年以降が楽しみです。



個人的なコロナ影響下の大会と偵察要素



【終わりに】色々雑記を





最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。


  #社会人野球 #JABA #アマチュア野球 #都市対抗野球






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