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定期預金金利 2021最新ランキング

定期預金を選ぶ際に1つの基準にしたい点は、やはり金利ですよね。

しかし、低金利時代だからどこの銀行でお金を預けても大して利息は変わらないと思っていませんか?

実は、たった0.2%の金利差でも、100万円を5年預けたら1万円ほどの差が生まれてくるんです。

今回は、ネット銀行・地方銀行を含めて定期預金の金利が高い銀行ランキングを2021年最新でまとめました。

以下は、1年定期・100万円の預入れの場合でランキング化しています。

1位 愛媛銀行 四国八十八カ所支店

愛媛銀行

愛媛銀行2

圧倒的第1位は、愛媛銀行 四国八十八カ所支店。
愛媛銀行と聞いて、”地銀かー、口座開設できないじゃん。”とお思いではないですか?
実は、この四国八十八カ所支店はネットバンキングのため、インターネットや郵送での開設手続きが可能で、日本全国から口座開設ができます!

〜年0.27%が適用される条件〜
✔ インターネットバンキングでの口座開設
✔ 一口100万円のみの預け入れ

インターネットバンキングを利用すれば、どこの地域にもあるゆうちょ銀行や一部コンビニATMにて月4回まで入出金を無料でできる、というのは嬉しいポイントですね。

2位 SBJ銀行

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現在キャンペーンにて魅力的な金利を提供しているのが、SBJ銀行。
SBJ銀行は、韓国の大手銀行、新韓銀行が中核を担う親韓金融グループの日本法人です。

〜年0.25%が適用される条件〜
✔ はじめて口座開設
✔ ネットで普通預金を開設後、SBJダイレクトから定期預金を開設
✔ 2021年7月14日(水)までの預け入れ
✔ 最低預入金額はなし(1円から預け入れ可能)

このキャンペーンでは、1年ものは年0.25%ですが、2年ものや3年ものの定期預金であれば、なんと年0.30%というさらに高金利が適用されます。

キャンペーンではなく通常時の金利は、1年ものが0.12%、2年もの3年ものは0.15%ですので、キャンペーン実施中に預け入れるだけで倍の金利が適用されます!お得感が高いですね。

また、SBJ銀行の魅力は金利だけではなく、手数料においても注目を集めています。入出金時のATM利用手数料は、他に類を見ない月10回まで無料という無料回数の多さ。対象は、イオン銀行、セブン銀行、イーネットと使い勝手の良いATMでもあるので、利便性は高そうですね。ゆうちょ銀行でも月3回まで無料で使えます。
そしてさらに、振込手数料も月7回まで無料と、無料で利用できる回数の多さでは特出しています。

金利の高さと、使い勝手の良さからいくと、筆者一番のおすすめはこのSBJ銀行です。

3位 商工組合中央金庫 商工中金ダイレクト

商工組合中央金庫 商工中金ダイレクト 

商工組合中央金庫

商工組合中央金庫は聞き慣れない方も多いかもしれませんが、政府系金融機関の1つです。半官半民の金融機関であり、約80%は政府による出資で成り立っています。

商工組合中央金庫では現在、商工中金ダイレクトというインターネットバンキングにて開設をすれば年0.22%の金利が適用されるキャンペーンを実施しています。

〜年0.22%が適用される条件〜
✔ はじめて口座開設
✔ インターネットバンキングでの口座開設
✔ 一口50万円以上の預け入れ
✔ 2021年9月30日(木)15時までの預け入れ

通常時のインターネットバンキング定期預金金利は年0.2%ですので、キャンペーン中は10倍以上の金利になります。

ゆうちょ銀行やメガバンクでの定期預金金利は、年0.002%ですのでそれと比較すると100倍以上の差があるということですね。金利が100倍ということは、もちろん利息も100倍ということですから見過ごせません。

また、商工組合中央金庫は、ゆうちょ銀行やコンビニATMとも提携しているため、ゆうちょ銀行ATMやコンビニATMでの入出金も可能です。一部時間帯で利用手数料も無料です。

ただ、振込に関しては基本的に手数料がかかってしまうので、振込をする機会が多い方は注意しましょう。

今ならアプリで口座開設をすればamazonギフト券1,000円分ももらえちゃうそうです!

4位 あおぞら銀行

あおぞら銀行

あおぞら銀行2

〜年0.20%が適用される条件〜
✔ インターネットバンキングでの口座開設
✔ 50万円以上の預け入れ

あおぞら銀行は、BANK支店と呼ばれるインターネットバンキングでの預け入れであれば、定期預金のみならず普通預金も高金利を実現しており人気を博しています。普通預金は業界最高水準の年0.2%という金利の高さ。

ゆうちょ銀行やメガバンクでは普通預金金利は0.001%ですので、それと比較するとあおぞら銀行の普通預金金利の高さは相当高い水準であることがわかりますよね。

あおぞら銀行の特徴としては、普通預金金利と定期預金金利は同じであることです。同金利かつ、1年もの以外(6ヶ月、2年、3年、5年)の定期預金金利では、0.15%と普通預金金利よりも下がってしまうため、わざわざ定期預金で口座開設しなくてもよいかもしれませんね。

また、あおぞら銀行はゆうちょ銀行ATMを利用すると入出金が何度でも無料というメリットもあります。

5位 しずおか焼津信用金庫 しずしんインターネット支店

しずしん2

しずぎん1

〜年0.165%が適用される条件〜
✔ インターネットバンキングでの口座開設
✔ 10万円以上の預け入れ
✔ 2021年9月30日(木)までの預け入れ

しずおか焼津信用金庫も地銀ではありますが、しずしんインターネット支店というインターネットバンキングでの取引となるため、スマートフォンアプリや郵送で誰でも口座の開設が可能です。

しずおか焼津信用金庫のこちらのキャンペーンの特徴は、10万円からの預け入れが可能と比較的敷居が低いことです。上位で紹介した愛媛銀行は100万円のみでの預け入れ、商工組合中央金庫やあおぞら銀行は50万円以上の預け入れと、比較的高額での預け入れしかできません。少額から高金利の定期預金口座で預け入れたいと思っている方にはぴったりですね。

受取利息はこれだけ変わる!?金利別シミュレーション

利息シミュレーション

上図は、100万円を1年・3年・5年で預けた場合に、各金利によってどれだけ利息が変わるのかをグラフ化したものです。

ゆうちょ銀行やメガバンクの定期預金金利は、年0.002%と最低水準であり、1年預けても利息は15円。5年預けたとしても100円にも満たない額です。

一方で、愛媛銀行が提供している年0.27%の金利の場合、1年で2,000円超、5年の場合はなんと11,000円近い額になります。

ここで記載している利息は、税金が引かれた後の実際の受取額になるため税引き後でもこの額が受け取れるというのはメリットが大きいですよね。

5年で見た時に受取利息で10,000円以上の差が生じると思うと、わずかな金利差が大きく感じてしまいますよね。

ちなみに10年預けたとすると、年0.002%の場合は利息が160円、年0.27%の場合は利息が21,777円と、利息の差は21,500円程度になります。期間が長くなればなるほど利息の差も大きくなってきますので、効率的にお金を殖やせるようにしていきましょう。

預金口座選びで注目すべきその他のポイント

どこの口座を開設するか考える際、金利だけに注目してしまうかもしれません。ですが、金融機関によってはポイント制度を設けている金融機関もあり、様々なサービスを利用することで金利以上のポイントを貰える可能性もあります。

以下で、ポイントサービスを提供している代表的な金融機関をご紹介します。

特典ポイント

例えば、住信SBIネット銀行だと給与受取口座に設定すれば毎月30ptを受け取ることができます。さらに、月1万円以上の外貨積立や300万円以上の外貨預金を行うことで、それぞれ10pt、100ptがもらえます。

全てのポイント付与条件をクリアした場合、月にもらえるポイントは255ptにもなります。年換算すると、3,060ptにもなります。このポイントは1pt=1円として現金に還元することが可能です。

先程ご紹介した金利別シミュレーションのグラフを見ると、定期預金金利ランキング1位の年0.27%の口座に、100万円を1年間預けた場合の利息が2,152円ですので、利息額よりも大きい還元であることがわかります。

利息だけでなく、各金融機関が設けている特典やサービスにも注目してみるとよいですね。

まとめ

2021年5月最新の定期預金金利ランキングをまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか。

大した差じゃないと思って手持ちの金利の低い口座に預けていると少しもったいないので、これを機に自分にとって使いやすい高金利の口座を開設してみてはいかがでしょうか?

また、もうすぐボーナスの時期です。ボーナス時期になると、好金利キャンペーンをはじめる金融機関も多いため、ボーナスを使う予定がなくひとまず銀行に預けようとされている方はぜひ定期預金金利や普通預金金利に注目して預金口座を検討してみましょう。

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