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パスト ライブス 再会

旅行記が宙ぶらりんになっていますが。
佐久間さんも勧めていたパスト ライブスを見てきました。
以下、超絶ネタバレあり。
見てない人はスルーを。

まず、圧倒的に、主人公の女性、ノラの旦那さんが良い人。
ノラの寝言が必ず韓国語だ、と。
そこで、どうしても君の中に触れられない部分があって寂しい、みたいなことを言うんだけど、切ないだろうなー、と。
それと、その、幼い頃にアメリカ移住で会えなくなったヘソン。
彼女と結婚しようか、という話も出たけれども、自分の仕事も給料も平凡すぎる、きっと彼女にはもっといい人が云々言ってて、いやいや、それを承知で付き合ってる彼女でしょうよ、煮え切らないな、と。

運命の人、というものに対して、私は非常に懐疑的なのだけれども。
そんなの、思い込みに過ぎないし、いくらでもでっち上げられる。
ただ、幼馴染と12歳の時に分かれて、偶然、オンラインで見つけた、という事実が存在するだけ。
だし、この、ノラだって、気が付けば韓国行きのチケットばかりを検索していて、脚本が書けないから、もう、オンラインのデートはやめましょう、って、あの時点ではまだ、結婚してなかったよね?
一回、実際に韓国に行って確かめること、そんなに難しいかね。
それこそ、人生のうちの1週間、「運命の人かどうか」を見極めるために必要な時間としては、ほんのちょっと。
もう、だから、その時点で、運命の人ではないだろ、って、私は思っちゃう。

一番共感できるのは、ノラの旦那さんで、それ以外の人には、ちーとも共感できなかった。
イニョン、なんてのも、おいおい、変な宗教につけこまれちゃうぞ?みたいな。
全然、ロマンチックさを感じない。

まぁ、決してつまらない映画ではなかったけども、期待していた分、はてー、という、多分、少数派の感想。

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