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5.4 イード・アル・フィトル

東京ジャーミイのイフタール(ラマダーン中の夕食)に行きそびれました。気付いたときには予約が終わっていました。(`・ω・Ⅲ)
コロナ前、最後にイフタールに行ったのが5月の暑い日で、その感覚で「今年は再開するかな? そろそろ始まるかな?」と思っていたら……。
ラマダーンの月が毎年ズレていくことをすっかり忘れていました。

それはそれとして、今年もイード・アル・フィトル(ラマダーン明けのお祝い)の料理を作りました。夫が。
夫の得意なトルコ料理です。

《メニュー》
・デーツ
・ざくろジュース
・ジャジュク(ヨーグルトときゅうりの冷製スープ)
・地中海サラダ
・イマーム・バユルドゥ(なすの詰め蒸し)
・ピタパン
・フムス(ひよこ豆のディップ)
・ラハナ・ドールマス(ロールキャベツ)
・クレーム・ソスル・バルック(まぐろのクリームソテー)
・バクラヴァ

デーツは大袋で買ってビンに入れて冷蔵庫で保管してあります。1年くらい経ちますが健在。夏の疲れた日に食べています。

ざくろジュースCarnivalで見つけました。いつ・どこで飲んでも同じ味がしますね。

ジャジュクは、きゅうりのみじん切り+おろしにんにくをヨーグルトに入れてもらって、私が仕上げました。

地中海サラダ、旨いです! きゅうり+玉ねぎ+トマト+ピーマンに、オリーヴの実とフェタが入っています。旨くないわけがないですね。夏におススメ!

残ったフェタはスパイス&ハーブと共にオリーヴオイルに漬けました。(オイル漬けフェタは、買うと1瓶千円以上もします)

イマーム・バユルドゥも毎年恒例のメニュー。揚げなすのボートにフィル(炒めた、玉ねぎ+ピーマン+トマト)を乗せて蒸すだけなのに、なぜこんなに美味しいのでしょう? レッドペッパーでピリ辛にするとおとなの味に。

ピタパンはKALDIで発見。「フムスなどを挟んでお召し上がりください」とのこと。ちょうどよかった!

そして大好きなフムス! 今回、いつもと違うイタリアのひよこ豆の水煮缶を買ったら、いつもより液体分が多くて、ゆる~いフムスに。でも味は良いです。

ラハナ・ドールマスはトルコのロールキャベツ。中身は、シナモン+クミン+ミントで風味をつけたピラフ(米+玉ねぎ+レーズン+松の実)。「ご飯に甘いレーズンが入っていてシナモンの香り」って、考えもしませんよね。こういう異国の味、意味不明で好きです。

ここまでの料理は、日本・トルコ協会のレシピを参考に作りました。

私はクレーム・ソスル・バルックという美味しそうな鉄板料理を、サライ赤坂店のサイトで発見。URLを夫に送って「これを作って」と頼みました。
夫は自分でも検索し、サライ銀座店の全然違う写真を発見。
しばらく2店の写真をじっと見比べたあと、まぐろとパプリカをトマトソースで煮込み始めました。
写真では匂いが判らないので、スパイスはブラックペッパーしか入れなかったそうです。でもめちゃうまでした!(もしかしてこれは普通に美味しいイタリアン?)

バクラヴァは、ありがたいことに、普通に手に入るように!
町にADAというトルコ料理店ができたのです。

それはいいのですが、なぜバクラヴァが8つも……?(・∀・)

夫は「1人2つずつ、計4つ」買おうとしたそう。
でもADAのバクラヴァは「2個500円」で売っていたのです。
「バクラヴァ4つください」=当然、トルコ人のお兄さんは「バクラヴァ8個」と解釈。「友人を招んでイードのパーティをするんだな」と思われたかも。

待ち時間にサービスのレンズ豆のスープをいただきました。
むぅっ! ADA……、これはただのオシャレなお店ではないな!
今度、サンドとフムスを食べに行きたいです。

……さて、お気付きになられただろうか?
毎回、料理の量がなんだか多くないですか? じつはいつも4・5人用のレシピをもとに、そのまま作っているのです。2・3日、食べ続けています。

☆世界中の食料を集めて、80億人に平等に分配すると、全員が必要なカロリー分を食べられるそうです。天国ってそういうところではないかと思います。「どこかでは余った食べ物を棄てていて、どこかでは何も食べるものがない」という状態はいやですね……。


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