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北九州市小倉の、夏の風物詩『小倉祗園太鼓』
7月からの打初めから、昨日まで、小倉の街には、祗園太鼓の音が響きわたっておりました。

400年以上続く、小倉の歴史を刻む音は、
全国でも稀有な、太鼓の両面打ちと、
三拍子に似た独特のリズムと、
ジャンガラというペースリーダーとなる金属音。

この独特の音がどこからともなく聞こえてきたら、
夏の音!!!
という感じとともに、心臓の脈拍もそのリズムになってるんじゃないかというぐらい、気持ちが高まってきます。

小倉育ちのぼくの中にある、お祭りDNAです。

この音を聞くだけで、胸が高まります。


そのDNAのせいか?(笑)
ウチの子ども達も「ぎおんさん行きたい!」と言い出したので、連れて行きました。

写真は、古船場三丁目のチームのものを使わせていただいております。
母の実家の地域でもあり、ウチの子たちが叩かせてもらったときもあります。
今年も母は元気いっぱい参加していたようです!


祗園さんに、行って、驚いたのは、
まぁ!!人の多いこと!!!

ぼくも子どもの頃からずっと祗園さんに行っていますが、こんなに多かったことは初めてじゃないかなという感覚です。

コロナが落ち着き、
コロナ前へと勢いを戻していこうという皆さんの気概を感じました。

一度、停止したものの、
こうして賑わいが戻ってくる。
とっても嬉しかったです。

このまちの、お祭りへのDNAを感じました。

ずっと、叩きっぱなし、
思い出しを引っ張って練り歩いて、
結構キツイんですよ(笑)

でも、そんなしんどい中に、
ハレとケの、このときに懸ける気持ちを感じました。

大変だったり、ただただ淡々とした日々があるなかにも、こうして、強いエネルギーが発散されていくことへの魅力や価値。

なんだか、上手く言葉にできない、そんな強い力が働くように、ぼくたちのDNAには刻まれているように感じました。

今年も、
小倉の夏の風物詩である
小倉祗園太鼓の両面打ちの音が、
この街に響き渡りました。

地域の団結、
人の繋がり、
このまちの興隆、
安全への願い、
平和への願い。

迫力ある叩きっぷりに、
可愛い子ども達の叩く姿や、ヤッサヤレヤレの掛け声に、そんなことを感じとりました。

この夏、また、ぼくたちのまちの歴史がDNAへと刻まれました。

今日もご覧いただき、ありがとうございます。


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