青単クロコダイル
初めましてきゃんぱすです
こうした記事を書くのは初めてなので拙い文章ではありますが是非最後まで読んでいただけると幸いです!
前置きはこの辺りで…記念すべきはじめての記事は
タイトルにもある通り青単クロコダイルです!
青単クロコダイルの優勝報告、解説記事が少ないこと、個人的になかなか納得のいく完成度になり先日スタンダードバトルで初優勝できたこともあり書いてみることにしました!初心者の方や青単クロコダイルを知らない人にもわかるようにここでは青単クロコダイルの採用カードの基本スペック、戦術、強みや弱点などについて書いていこうと思いますあくまで個人的な意見なので是非意見交換できたらと思います。
1.デッキレシピ
9/24のスタンダードバトルで実際に使用したものをベースに書かせていただきますが今後は常に最新の青単デッキレシピを載せていこうと思います!
(構築に合わせて記事も少しずつ更新していきます)
以下採用理由について書いていきます
・9/24 レシピ更新!
・コスト別採用理由
9コスト ミホーク×4
文句なしの青単における大型切り札枠です
他の色の同じコスト帯のカードとして
・シャンクス
・カイドウ
・キッド(8コスト)
など強力なカードが並ぶ中若干見劣りはしますが、
やはりキャラをデッキに戻す効果、相手の盤面に直接触れるカードとしてとても優秀です
引きすぎるデメリットよりも引いた時のメリットが大きいこと、また青ミラーに置いてこのカードを引けるか引けないかは試合をかなり左右するので強気な4枚採用!
手札と盤面をしっかり確保してできれば2体出したい
7コスト ドフラミンゴ×3
青スターターのエースポジカード
大型から小型のブロッカーをバウンスしたり
最速着地5コストカウンターなしアタッカーなどを返しのターンにバウンスする事で致命的なテンポロスを狙えるカードとしてかなり優秀
8コスキッドより1ターン早く出せる点も優秀
5コスト ヴェルゴ×2
バニラ
3ターン目に出せて7000打点とカウンターがあり
痒いところに手が届く一枚
速さと打点の両立ができるが一枚引ければいいので
2枚採用(尚当日1枚も引かなかった模様)
4コスト
ハンコック×4
ミホーク×4
STモリア×4
バニラパシフィスタ×3
ジンベエ×2
・ハンコック
優秀なブロッカー兼アタッカー
出したターンからドローを狙えて次のターンから
戦局に応じてアタッカーにもなれる青最強格の一枚
赤単や緑単の殴り返しはドローしたカウンターで楽に去なせるので積極的にドローを狙っていきたい
終盤では純粋なブロッカーとしても活躍するので
文句なし4枚採用僕のワンピ最推し話が脱線しました…
年下好きの僕が初めて好きになった年上キャラ
・ミホーク
カウンター2000、特徴七武海、4コストでおまけにドロー効果もついてる強いことしか書いてないカード
文句なし4枚採用
・STモリア
4コストパワー5000と必要最低限のスペックがあり尚且つトラッシュからのキャラ回収効果という青で唯一無二の効果を持つカード
シンプルなテキストほど強いカードゲームのお手本の用な一枚
ただ無理に使おうとはせず適度にカウンターで切っても困らないくらいには丁度いいバランス
・バニラパシフィスタ
戦桃丸から持ってくる用アタッカー
基本的に手札から出すことはあまりないが素出しでも強いのでカウンターで切る際は手札と要相談
2回出せれば充分なのでライフ落ちケアで3枚
・ジンベエ
優秀な相手の盤面に触れるカード
結果黒ひげと大差なかったのでカウンターやパワーを重視する人は入れ替えでいい
3コスト
戦桃丸×4
オールサンデー×2
ドフラミンゴ×4
・戦桃丸
青屈指のパワーカード後述する青単クロコダイルを使う理由と言っても過言ではないデッキの核になるカードコスト、テキスト、パワー、カウンター全てに置いてケチのつけようがない
・オールサンデー
ブロッカー持ちでKO時のイベント回収効果も優秀
しかし、青紫クロコダイルと違いイベントに依存しないこの構築においては効果を使えないタイミングやそもそも出してる余裕がないことから2枚のみの採用
・ドフラミンゴ
トップ操作、特徴七武海持ちのブロッカー枠
戦桃丸を引けなかったときのお茶濁しから速攻に対する殴り返しができシャンクスのブロッカー無視に引っかからないパワーを持つコントロールデッキに重要な項目を全て持っている隙のないカード
2コスト
アルビダ×4
メロメロ甘風×3
・アルビダ
カウンター枠兼除去
赤や緑に対しては積極的に出していきたいが序盤の
ドンが余るターンに出すくらいで丁度いい
・メロメロ甘風
優秀なドロー効果持ちの2コスカウンター
上手く回っていれば3ドン残しでターンを終われるので「砂漠の宝刀」とあわせて2000カウンターをドローしドヤ顔6000カウンターをしたときは脳汁出る
アタックした4コスハンコックをこれで守ると
原作再現度16億5900万点
ただ2コストは少し重いのとオールサンデーで回収できることも含め3枚採用
1コスト
ブロッカーロー×4
砂漠の宝刀×3
・ブロッカーロー
1コストのブロッカー
モリアから回収できるのでかなり優秀
・砂漠の宝刀
1コスト2000カウンター
普通に使う分には2000カウンターキャラと変わらないがトップ操作と何よりトリガー持ちなのが優秀
実際に大会の決勝でトリガーしなければ負けていた可能性もあり非常に信頼を置いている一枚
ただやはりカウンター値は並なので過信は禁物
メロメロ甘風を1枚減らして4枚採用も視野
・採用を見送ったカードについて
ここでは採用を検討したが見送ったカードについて個人的に評価が高い数枚をピックアップして解説します
黒ひげ
ジンベエとどちらを採用するかずっと悩んでる一枚
今回はジンベエを採用したが黒ひげで事足りる状況が多いので上でも触れた通り好みで入れ替え枠
くま、ブロッカーパシフィスタ
初期構想段階では採用されていた2枚
しかしどちらとも
・守りに入らなければ活かせない
・そもそも活躍するタイミングでは負けに近い
といった共通の弱みが存在するので不採用
6コスト ロー
弱くはないけど強くもないカード
後述する理想的な動きと噛み合わず手札6枚の条件も若干重く中盤に使うと変に手札を与えてしまい終盤には使えないことも多いためイマイチ評価しにくい1枚
ただ、今後の新規次第では明確なキルルートの確立などで一気に採用圏内になる可能性がある注目筆頭候補
5・7コスト クロコダイル
こちらのクロコダイル2種、非常に優秀な効果を持っていますが2枚ともドンをつけなければ真価を発揮しない点とコストの噛み合わなさが絶妙
同じコストを使うなら戦桃丸でパシフィスタ、7コスドフラミンゴやドン付きハンコック+ドン残しの方が強い場面が多く5コストに至ってはさまざまな除去効果の範囲に広く入ってしまってる点が個人的にあまり評価が高くないポイントです
(jetピストル、御所地巻きなどなど)
ペローナ
3コスドフラと同じくトップ操作を持つ為序盤の安定化を計れる1枚
ですがブロッカーであるドフラに対してこちらは
コストが低い代わりにトップ操作でしか使えない点や低コスト故の火力の無さが目立つ為不採用かわいいので採用の価値あり
不採用カードについては書ききれないのでこの辺りにします
(他のカードにつきましては質問などしていただければ順次お答えします)
2.基本的な戦術
ここからは青単クロコダイルの基本的な動きについて書いていきます
・理想的な動き
まずは先攻時の2ターン目ドンの数 3→5→7の理想の動きですが個人的に
戦桃丸を出して効果を使い、残りをイベントや
ブロッカーに回す!
…以上です
たいそうな物言いをしましたが非常にシンプルなこの動き、実はこれがめちゃくちゃ強いです
実際この動きが2ターン通るだけで殆どのデッキに対して有利に動くことができます
「いやいや…除去飛んできたら終わりでしょ?」
とお思いかもしれませんがそれこそこちらの思う壺です!
現状のカードプールでは3コストのキャラを確定除去するのに最低でも3コスト(+ドンを戻す)がかかります
優秀な除去効果を持つキャラ、イベントは第1弾時点で複数ありそれらは決して弱くありません
ですがここで大事になってくるのがテンポロスです
後ほど詳しく解説しますが青デッキはロングゲーム及びスローゲームに強いという明確な強みがあります
この点において戦桃丸というカードはいわばこの
デッキのメインギミックにして囮カードといえるわけです!
相手は除去しても放置してもこちらにテンポを取られ、気づいた時にはジワジワと追い詰められていきます
これが戦桃丸が青最強のカードたる所以です
あとはブロッカーと節約した手札で盤面を維持していくことに重点をおけば試合を有利に進めることができます
また2ターン目に戦桃丸を出せなくても
ブロッカードフラ→ハンコック→戦桃丸で充分に
アドバンテージを稼ぐことができるのも魅力です
(ドフラのトップ操作で戦桃丸が捲れた場合の例)
展開力、手札の維持が青デッキの特徴とも言えこれは他の色にはない青の大きな魅力と言えるでしょう
上記の理由からマリガン等では全力で戦桃丸を拾いに行きます
・色別対策法
ここでは各デッキに対しての対策法などを書いていきます
(混色は割愛しますが質問あれば気軽に以下略)
赤(ルフィ、ゾロ)対面
個人的に気をつけている点は至ってシンプル
毎ターンしっかり盤面を取り相手の思うような速度で試合を進めさせないこの一点です
前述のjetピストルを使わせる動きも重要ですが相手が持っていなければ関係ないので普通に動けばボロ負けすることはないでしょう
ただやはり相手の3コスゾロを引く枚数によっては大きく戦況が傾くので厳しい対面ではあります…
5コスルフィを最速ミホークで返せるのは他のデッキにない利点でもあるのでそこは意識してマリガンやトップ操作ができると尚良しです
(2枚目はミホークの殴り返しで間に合います)
緑(キッド、おでん)
8コストキッドがきついですが戦桃丸+パシフィスタで毎ターンしっかり攻撃していればライフ差ができているので比較的ゆっくり戦えるのでその隙にミホークやドフラミンゴなどの大型で8コスに対処します
5コスホーキンスも7コスドフラ及びリーダーのスキル(詳しい説明は後ほど)で対処できるのでそこまで
重くはないです
錦えもんもドフラやミホークの効果範囲内なので
意識してマリガン、トップ操作したいところ
序盤に出される「お菊」がしんどいので早めに対処しましょう
紫カイドウ
シャンクスは使用率の都合で割愛します
同じくロングゲームが得意なデッキタイプ
ですが4コストが軸のデッキなので7コスキングは
刺さりにくく、相手がドンを多く使ったターンは隙も多い為比較的楽に立ち回ることができます
10コスカイドウを出される前にライフを詰めることを意識して手札に戦桃丸やモリアを残しておけば
そこまで脅威になることも少ないため有利に動けるでしょう
青単(ドフラ及びミラー)
それぞれの除去が全部刺さる、同じように展開力があることもあり最後は運で決まると言っても過言ではないです…
9コスミホークを引けるか引けないかが勝敗に直結するので4枚採用してるまであります
ハンコックを上手く使えるかも試合を左右しますね
正直1番きついです…
3.青単クロコダイルの強み
ここでは今まで書いてきた強み+αで青単ドフラと
比較しながら強さを深掘りしていきたいと思います
・より詳しい強い点
本当に基本的なことはここまでに書いてありますがここからは同じ青単のドフラミンゴデッキとの比較をしながら深掘りしていきたいと思います
やはり1番目立つところは同じコストでデッキから
キャラを出せるリーダードフラと戦桃丸の2枚でしょう
ドフラミンゴはリーダースキルということもあり
リクルートできる範囲は4コスト以下の七武海と
かなり広いです
しかし致命的な弱点であるレストでしか出せないというのは無視できません
またトップ操作あってこその能力でありサポート
キャラの「ペローナ」か「3コスドフラ」を使わないとかなり運に依存するスキルです
しかし戦桃丸は引かなければいけない、除去されるという弱点はあるものの単体で完結してるスキルでなにより確定リクルートという点は魅力でしょう
さらに出てくるパシフィスタはアクティブなので
ドフラミンゴと明確に差別化できています
さらにリーダーではなくキャラで展開するのでここで活きてくるのがリーダースキル
今まであまり触れてきませんでしたがクロコダイルのリーダースキルは5コスト以下バウンスという非常に範囲の広い優秀なスキルです!
現状のカードプールに置いてブロッカーは殆どが
5コスト以下でありフィニッシュターンでは相手の
ブロッカーが1体なら攻撃前に2体なら4ドンをキャラにつけブロックを強要した後そのドンを戻して無駄なくブロッカーを処理できます!
明確なフィニッシュ手段のない青単における
終盤の確立された強い動きです
ただし、決してコストは軽くないので使用タイミングの見極めが非常に重要です
リーダークロコダイルは特徴にB・Wを持っている為オールサンデーを採用できる点も差別化できます
・明確に弱い点
これまで散々強い点を書いてきましたが明確な弱みも当然存在します…
勘のいい方ならお気づきかもしれませんが
・戦桃丸を引けないと厳しい
・高コストにアクセスする手段に乏しい
・そもそも使うのが難しい
特に目立つのはこの3点です
順番に解説していきます
まず、このデッキは戦桃丸にかなり依存しています
というのも以前、試しに戦桃丸を採用せず回してみたところ圧倒的に勝率が落ちました笑
というのも単体で強いカードは現状の青にはあまり無くやはり戦桃丸の強さを実感する結果となりました
前述した通り効果が使えないのが問題なのではなく
存在そのものがこのデッキを形成しています
またリクルート時にデッキの中身を確認することで
ライフに落ちているカードを把握することもゲームをコントロールする上で非常に大事です
少しオーバーな表現をしていますがそれくらい重要ということです
続いて、これも度々書いていますがミホークor7コスドフラを引けるか引けないかもこのデッキの勝率を大きく左右します
というのも今回は採用していなジンベエや黒ひげを
採用したところで圧倒的に相手の盤面に触るカードが少ないことは青単に置いてかなり致命的です
3コスドフラを採用したことで引けないことはかなり減ったものの個々のカードパワーが低い青にとってはまだまだ課題点となります
そして最後…これは散々言われていますしこれが青単クロコダイルの使用率を大きく下げる要因です
とにかく回すのが難しい!!!!
1番最初に手に取ったスターターが王下七武海でした
まさかこんなに難しいとは…
1枚1枚の使い所をミスした時の損失は大きく他の
デッキに比べてその使いづらさは段違いです
これ以上書いてしまうとネガキャンになってしまうのでこれくらいにします…
4.最後に
ワンピースカードを始めてから少し浮気しつつも
ずっと青単を握ってきてようやく形になり念願の
スタンダードバトル優勝もでき納得のいくデッキ
内容になりました
初めてということもあり勢い任せでかなり駆け足な内容になってしまいましたが少しでも参考になっていただければ幸いです
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