「やむを得ない」のミスの多さ

仕方なく実行することを意味する、「やむを得ない」や「せざるを得ない」でかなりの誤表記が目立ちます。個人のブログだけでなく、企業の公的なニュースにも用いられる始末。一体どういったミスが起こっているのでしょうか。

■「を」が消えている
まず1つ目のミスは、「やむ得ない」「せざる得ない」というように「を」が抜けているのです。「あり得ない」「成し得ない」のように、初めから「を」のない複合助詞の形だと思っている人が多くいます。

■さらに多い誤表記とは
2つ目のミスは、「やむ負えない」と用いられることです。グーグルの検索でも、万単位の例が出てくるほどのミスの多さが目立ちます。おそらく「手に負えない」から連想して、「やむおえない」と入力しているのでしょう。

■信頼性が失われないように
「やむを得ない」「せざるを得ない」の「を」は「お」ではなく、略してもいけません。
このような明らかな間違いは、企業や機関への信頼が失われることにつながるかもしれません。誤った認識はすぐに直しましょう。

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