トイレットペーパーの適量を知る
無収入でのアメリカ生活が始まった、最初の困難。
それはトイレットペーパー確保問題。
そう、日本帰国する予定だった我が家には、あと数日分のトイレットペーパしかない。
その時アメリカは、空前の買い置きブームが到来しており、数週間前から店頭のペーパー類や長期保存食料などが売り切れていたのでした。
⬆いつもは、床の変色しているところまでミネラルウォーターが陳列してある。
「買い置きなんて不必要」だった私は、ミネラルウォーターを半年分ほど買っている人や、トイレットペーパーをカートに山積みしている人を見ながら「大変そうだなぁ」と完全に他人事で眺めておりました。
それが数週間後に、こんなに切迫している状況に陥ろうとは。
今あるトイレットペーパーを最小限に使い、店頭の在庫が戻り始めた頃に買いに行くのが一番確実、とにらんで、トイレットペーパー節約生活に突入。
そして気づいたこと。
私、これまで使いすぎてた!
これまでの半分の量でも十分じゃないですか!
きっと、このコロナ騒動中にそう悟った人は多いはず。
実はこの量で拭けるのね、って。
数日後、我が家の在庫が底を尽きる前に、無事にトイレットペーパーが手に入ったのでした。
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