Q.死亡保険金の非課税枠とは?

A.死亡保険金の受取人が相続人である場合、以下の式によって計算される非課税限度額があります。


500万円×法定相続人の数=非課税限度額


また、相続人にはそれぞれ、次の式によって計算される金額が課税対象となります。


その相続人が受け取った生命保険金の金額ー非課税限度額

×(その相続人が受け取った生命保険金の金額/すべての相続人が受け取った生命保険金の金額)

=その相続人の課税される生命保険金の金額

ただし、すべての相続人が受け取った死亡保険金の合計額が保険金の非課税限度額以下である場合は、
その相続人が受け取った保険金の全額が非課税対象となります。

すべての相続人が受け取った死亡保険金の合計額が、保険金の非課税限度額を超える場合、
Aさんがすべての相続人が受け取った生命保険金額のうち30%を受け取っているとすると
受け取った金額から非課税対象額の30%分を引いた金額が課税対象となります。


国税庁「No.4114 相続税の課税対象になる死亡保険金」

https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/sozoku/4114.htm

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