配膳ロボット

先日、ファミリーレストランで配膳ロボットが料理を提供しているところを見ました。配膳ロボットは飲食店の人手不足や、業務効率化、高騰している人件費対策などの理由で注目を集めています。その反面、配膳ロボットにも問題点や欠点があります。私が目にしたのは配膳ロボット同士が通路でお見合いになり、両方動けなくなっているところでした。このことから、配膳ロボットは、①配膳までの最短ルートを導き出し、②障害物や人にぶつかりそうになると停止するが、③他の配膳ロボットを認識して片方が迂回することはできないようです。結局、店員さんが配膳ロボットの助けに入ることで事なきを得たのですが、配膳ロボットの複数台稼働は導入前から検討されていなかったのでしょうか。調べたところ、現在はロボット同士のお見合いを回避するシステムは開発されていて実用化もできているが、普及率はそれほど高くないようです。客としての私の視点からは、お見合いが起こるのは微笑ましいですが、店員さんはお見合いの都度助けに行くのが大変ですね。

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