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ストV日記① ”俺がアナタを強くします”編

「俺より弱い奴と戦いたい。だからストV始めようぜ」
先日、サークル時代の先輩による、そんな身も蓋もない一言をきっかけに ストV※を始めることになった。
※ストリートファイターVという格闘ゲームの略称

先輩曰く、昔から格ゲー仲間の同期がいるんだけど、仲間内で自分が一番弱く、勝てないから自分より弱い初心者と戦いたいとのこと、、、

”アンタ誘う気ねーだろ笑”って感じの誘い方だったけど、丁度格ゲー未経験の別の先輩も一緒に始めるから、初心者は俺だけじゃないし、なにより世話になった先輩(しかも留学でもうすぐ遠くに行ってしまう)の頼みだし、断るのもなぁ…ということで晴れて格ゲーデビューすることに。

未経験者の俺が格ゲーというジャンルに対し俺が抱いていた印象は、コンボとかキャラ対策とか兎に角覚えることが多い且つ、読み合いが占める比重が非常に大きいという、非常にとっくきにくく、俺の好みのゲーム性じゃないというものだった。

仕事も繁忙期気味で練習時間を確保しにくそうだし、まあ軽くやってサンドバック役でも引き受けようかなと思っていた。ただ、今回ばかりは誘われたタイミングが悪かった。

当時の俺は”ONE OUTS”という野球漫画にドハマりしており、「俺も主人公みたいに、弱小チームに加入して、チームメイトの心根を叩き直して優勝に導きて~」などという荒唐無稽な願望を抱いていたのだ。

そんな状態で誘われたもんだから
「俺がアナタを強くするんで、その格ゲー仲間にリベンジしましょうよ。そんな初狩り根性で留学するの良くないですよ」などという、お前未経験者だよな?という突っ込みが来そうな返しをしてしまったのだ。だが、この時なんとも言えない陶酔感が私を支配していたのもまた事実。

つづくかも

追伸:”ONE OUTS”は、後半ちょっと失速気味だけど、無茶苦茶面白いのでオススメ。

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