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ピルを始めようとしている若い人たちへ3つのアドバイス


ピルを始めるにあたって、こんな不安は抱えていませんか?

「ピルがどんなお薬なのかよくわからないので漠然と不安」
「避妊として使いたい、生理が重いので使いたいけど抵抗がある」
「ピル=ビッチ、などと思われたりして偏見の目が怖い」


私も最初はこのように感じていました。
というのも、私の周りにピルを使っている人が誰もいなかったんですよね。

これを読んでいるみなさんも、周りにはピルを使っている人が少ない、もしくはいないのではないでしょうか。

でも、婦人科受診を決意した理由は「どうしても生理痛を改善させたかった」から。


結論、ピルを使って人生が変わりました。


ピルを使うことに引け目を感じたり、恥ずかしいと思う必要はありません。
これから目にするアドバイスを肌で感じて頭で考えて、あなたの人生に活かしていただきたいと思います。

ぜひ最後までお読みください。

ピルを始めようとしている若い人たちへ3つのアドバイス

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ピルを使う上で一番不安に思っていることはなんですか?副作用、他人の目、使い方がわからない、等色々あるかと思います。

ここでは、そんな皆さまの不安に対して私が思うことをアドバイスとしてお伝えしていきます。


アドバイス1.副作用はそこまで心配いらない

どんな薬にも作用・副作用はあります。ピルの場合も同様ですが、そこまで神経質になる必要はありません。

ピルを調べていくと絶対に出てくるワード、それは「血栓症」です。
本ブログでも数多く登場しています。

もし、「血栓症ってなに?」という人がいたらコチラの記事をご覧ください。↓
【ピル】血栓症の症状と予防策について解説します。【知らないと危険かも】

確かに血栓症は注意すべきものですが、ピルを飲む人がみな血栓症になってしまうかというとそういうわけではありません。


そもそも、ピルは医師が処方する必要のある薬です。


なぜピルは医師が処方しなければならないか

それは、ピルを安全に飲めるかどうかを専門知識をもって判断するためです。

ピルはエストロゲンやプロゲステロンが合成されている薬なので、飲み合わせや原疾患によっても飲めるものとそうではないものがあります。
また血液検査などから「血栓ができやすいかどうか」が判断されます。

そうして問題ないと判断された人が、ピルを飲むことができるのです。


つまり医師から「あなたは飲んでも問題ないですよ」と判断されなければ、そもそも飲めないわけですね。


 副作用が不安でたまらない人は「初期症状」を知ろう

それでも不安だよ、という人は「初期症状」を知っておくと安心できるでしょう。


血栓が頭にできるか肺にできるか足にできるか、で変わってきます。
具体的な初期症状はさきほど紹介した記事に載っていますので、ぜひ参考にしてください。

参考:【ピル】血栓症の症状と予防策について解説します。【知らないと危険かも】



アドバイス2.周りの意見はあなたの人生に1ミリも関係がない

他の人がなんと言っても、あなたが使いたいと思ったらまずは専門家に相談してみましょう。

専門家に相談するためには、婦人科を受診するかスマルナのようなサービスを利用するかでできます。

アドバイスをくれる大人は、ピルに対していいイメージをもっていないことが多いのではないでしょうか。
それは身近な人(例えば母親)もそうかもしれません。

実際、よく聞く話だと「ピルを飲みたい!」といって婦人科まで行ったのに「親が駄目って言うから・・・」と結局諦めてしまう女性が多いといいます。

確かに親や他の大人からのアドバイスって大事です。でも、実際飲んだことも周囲に飲んでいる人も知らないだろう人のアドバイスって参考になりますか?

生理は我慢するものでもないし、耐えるものでもありません。
周囲の意見に振り回されるのではなく、「1意見」として取り入れられるような意思をもって何事も判断してください。


アドバイス3.避妊の目的で使うことは悪くないしむしろ素晴らしいこと

避妊目的でピルを使うことは、とても素晴らしいことだと思います。

なぜかというと、避妊を女性主体で行っていることだからです。

学校で習う避妊は、主に「コンドーム」によるものですよね。
これは、男性主導の避妊法です。(というより、性感染症予防の観点が強い)

コンドームも、正しく使っても避妊効果は約80%、間違った使い方をするとどんどん下がってきてしまいます。


コンドームの知識、なくない?

ところであなたはコンドームの正しい付け方、知ってますか?

あいにく、私は知りません。同じ方が多いんじゃないかと思います。

わたしたちですら正しい方法を知らないのに、男性に避妊を任せっきりにしてしまうのって結構リスクあるように思いませんか。

避妊を女性主体で行うことは、自分の身体を正しく守っているということです。

(ちなみに、ピルの避妊成功率は約99%と言われています)


もし偏見の目にさらされたら

一言「女性ができる避妊をして何が悪いの?」と言ってさしあげてください。

自分の身を守り、新たな生命に責任を持つ。それが避妊としてピルを使う人の大きな意味だと思っています。


ピルとあなたの人生


ピルを始めるにあたって不安だったり怖かったり、いろんな感情があるのではないでしょうか。

でも、ここまでで解説してきたとおりピルは自分を守る意味でもとても意味があるものです。

ピルは、あなたの人生を豊かにできる道具の一つとしてぜひ知って下さい。

その道具をうまく使っていくために、あなたには知識と自信が必要でしょう。
もし、ピルを人生の一部に組み込みたいと考えているならば、本noteがお力になります。

ぜひ、このままピルについての記事をお読みください。気になる記事があったら、ブックマークをしていつでも読めるように設定してみてくださいね。

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