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蟹豆⑧ 暑いねぇ

・8月ですね

うちの家のシャワーは熱湯と水をうまいこと調節してお湯にするタイプで、最近やっとお湯が上手に出せるようになったんですが、外が暑すぎてあまり役に立ちません。今度は冷たすぎず熱すぎず、いい感じにぬるいのが出せるようにならなくては……。満足したころには寒くなってそうだけれども

前からもうだいぶ空いてしまってどうやって書いてたかすっかり忘れてしまいました。まあ月替わりということでここらで書き方を変えてみても良いかもしれない。「。」多発とかね


・近況

テストしたり夏休みしたり里帰りしたりしてました。あと将来……とか進路……とか就職……とか色々考えていた。ふわっと。ほとんど記憶がないけど落書きを溜めてるノートが普段よりも減ってないのでだいぶ悩んでいたんだろうな。ただゲームしてただけかもしれないけど。

・な。

進路、中学あたりから漠然と絵を描くほうに進むんだろうなと思ってたんだけど、最近はその「漠然とした気持ち」が消えかけている。この……絵を学ぶほうまで来といてあれだけど。というか……なんか違ったんだよな、思ってたのと。な、お絵描きが好きな私、な。違うよな。私、な。

思えば小学生だか中学生だかのころに、私は会社勤めに向いていないだろうな、と思ったのが始まりで、会社勤めせずに生きていくには?好きなことを仕事にできないか?じゃあ お絵描きをして生きていきたいな、みたいな流れで「漠然と絵の道に進む」私ができていた。

んでそのまま進んで来たところで、どうやら「お絵描きをして生きていく」ことはいろいろと複雑であることを知った。

まず 好きなこと→なら→絵を仕事に の流れで絵を選んだのは、言葉のコミュニケーションがあまり上手くないからだった。絵は頭の中で考えたことを言葉にしなくても伝えられるからいいよね。中学生の面接練習でも言った気がする。我ながらいい答えと思ったのも覚えている。けれど、絵の道では「自分の絵を言葉で説明すること」を求められた。絵のほうなら言葉がなくても大丈夫っていうのがそもそも間違いだったことを知った。それまでも説明文とかを書いたりはしたけれど、ここまで絵について話さなくてはならないとは思わなかった。甘々だったので。今もだけども。

1年ちょいぐらいタイトル、コメント、キャプション、説明についていろいろと考えていたんだけども どうやら色々と誤解が重なっていたことに気づいた。まず、「絵の道」に置いて「絵」とは、表現したいことを出す手段らしい。なんのこっちゃ。

「表現したいこと」、社会への不満とか気づきとか云々がまずあって、それを絵(もしくは他の表現手段)の形に表現して発表する。形にした物と、それで「表現したかったこと」を言葉にして説明する。上手く伝わればいいね!って感じ?の?あれ。

でも「絵の道」の方曰く、「表現したいこと」は後付けでも可。もはや何が何だか。とりあえず「表現したいこと」いわゆる「テーマ」「コンセプト」が大事らしい。無知の私は「絵の道」の人たちは絵が描きたいんじゃないのか……?とここでかなり詰まった。たしか3ヶ月ぐらい。

これどうなったんだっけ……?ウンウン悩み続けたけれど結局答えが出なくて、もう好きなもの描くか~と思って性癖詰め込んだ絵を提出したら「表現したいことが見えてきましたね」とかなんとか言われたので「表現したいこと=性癖」……?!みたいな考えが生まれ(衝撃すぎてメモ書きが残っていた)、とりあえず好きに描くしかないという考えで落ち着いたんだっけ?

というか今書いてて気づいたけどこれ受け手の……問題でもあるのでは……?テーマ(ゴール)は……先に決めていると……動きに迷いがなくなるからいいけど……表現したいことは……受け手も……関わるのでは……?絵の世界は受け手によって違うってやつでは……?絵の説明をすると絵の答えが確定してしまうから面白くないよねって誰かが言ってた気がする……。(私は自分の絵が一人歩きしていく感覚も最近知って震えたので、受け手によって私の絵の世界が変わることはまだしっかり受け入れられてないけれど)

・進路の話ですよ

逸れまくっていた。いや逸れてはないけどかなり遠回りをしてしまった。

進路の話をしようと思って書き始めたけど、途中から「今の進路の話」に繋げるために「これまでのあらすじ」を語らなければいけないのでは……?と思ってしまい、こんな状態になったのです。ド長文。

最近とにかく「絵を描かなくてはいけない」「絵を完成させなくてはいけない」という気持ちになっていまして。これ自体はたぶん良いことなんですが、「完成してない絵はダメ」とまで考えがいってしまって、そもそも絵が描けないという状態になってました。まあ「完成した絵」って私が決めることなんで落書きでも完成は完成なんですけどね。ハッハッハ。
「(私の考える世間的に)完成した絵」ですね。ペン入れキチン!色塗りキチン!キチンとするのあんまり好きじゃないからやめようって数ヶ月前に思った気がするなあ……

とにかく、考えすぎで固まる→絵ができていないどうしよう の無限ループに陥っていました。考えるより描いたほうが早いわ。落書きサイコー。

それで、この虚無の無限ループの中でひとつ気づいたんですが、私「絵の道に進むこと」にめちゃくちゃ囚われてたんですよね。趣味じゃなく仕事にしないと意味がない、って、仕事にしたら勝ち、みたいな。

絵を学ぶほうに来て、生活のため絵とは関係のないアルバイトを始めたりして気づいたんですが、私、絵じゃなくても生きていけるかもしれません。会社勤めできるかもしれない。やったことないけど。早起き苦手だけど。

趣味としての絵でもいいかもしれない。
お金にならない絵は無駄ではないかもしれない。
私は描いてて楽しかったし救われたもんね。
お金にならない絵、めっちゃ大事。大好き。

絵を仕事にはできないっていう諦めじゃなくて、こういう道でもいいよねっていう気づきとして考えていきたいってやつです。絵でも絵以外でもやりたいこと沢山あるし。

またどんどん変わっていくこともあるだろうけど、今のところはゆっくり眠れて、やりたいことできて、美味しいもの食べれて、落書きが出来たらしあわせ。

おわり。


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おんなのこ。