10倍頭の回転が早くなる! 資格試験突破法㉚〜基礎問題集をなめてかかると成績は上がらない〜
今回のテーマは
基礎の重要性についてです。
なぜ基礎をしっかりやっておくことが、
成績の伸びにつながるのか。
多くの人は、基礎の勉強を置き去りにして、先へ先へと応用問題を進めがちです。
その結果、学力は飛躍的に伸びたかというと、そうではないのです。
基礎ができていない段階で、色んな問題に手を出しても、実力は伸びません。
逆に言えば、基礎問題集をしっかりやっている人は伸びます。
そもそもなぜ、多くの人は、基礎の勉強をサラッとしかやらないのでしょうか。
なぜなら、自分では既に知ってると思い込んでしまっているからです。
本当は知らないことが書かれているかもしれないのに、一旦分かると思い込んでしまうと、そこから成長しなくなるものです。
そういった受験生に基礎問題集を片っ端から全部解かせると、ヌケモレがあったりスピーディーに解けていなかったりするのです。
では、どうすれば取りこぼしなく学習できるでしょうか。
まずは基礎問題集100題のような手っ取り早いものでもいいです。時間制限をかけながら片っ端から解いてみましょう。
その上で、解き終わったら1問1問フィードバックしていきます。
この問題はもし試験本番で出てきたらスラスラ解けていたのか、注意しながらフィードバックしていきます。
最後に日常でできる簡単なワークを紹介します。
歯磨きを1度本気でやってみてください。
絶対に取りこぼしないぞと言えるまで磨いてください。
時間は気にしなくて良いです。
歯医者さんの所に行く前、本気で歯を磨くはずです。褒められるために。
それと同じことをやってみてください。
最後に、歯垢染色液をつけて採点してください。
染色液は普通に薬局に売ってることは多いので、個人で手に入れることは可能です。
やってみると分かるでしょう。
意外と色が残っています。
何故色がついていたのでしょうか。
それは磨いたつもりになっていたからです。
いくら精魂込めて10分磨いても、重要な箇所を磨かなければ、色は取れません。
逆に要所要所を効率的に磨けばたった3分で無着色できれいにする人だっています。
この感覚、実は問題集を解く時に似てます。
分かったつもりでも、実際は解けていない、そんなものです。
このワークを通して、まずは自分の思い込みや自己満足を払拭するトレーニングができます。
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