10倍頭の回転が早くなる! 資格試験突破法㉙〜Kindle学習のメリットについて〜
私がKindleを使って勉強する理由は、
・重たいテキストを持ち運びせずに勉強できる
・目に優しい
という2点です。
最近流行りのiPad学習やスマホによる学習も
いいところはたくさんあるのですが、
一番懸念しているのは、
視力の低下です。
この本にも、紹介されていますが、
いくら善意のある学習であっても、
長時間スマホの画面を見続けていれば、
それは目への負担となります。
なので、私は持ち運びに便利で、ブルーライトなどが少ない
Kindleが今のところ最も良い学習法だと考えています。
最近では、簿記や宅建士のテキストも
Kindleダウンロード用のものが販売されています。
これを例えば、
電車やバスといった移動の合間に
スライドさせながら
学習すると、無駄な時間を過ごさなくて済みます。
じゃあ、あえてこのKindle学習法のデメリットを
あげると、
紙の本よりも読んでいるときの思考力は劣るということです。
人にもよるかもしれませんが、私は何となくKindleを使って読んでいるとスーッと読めているような気はするのですが、
実はあまり入ってこないような感じがあるのです。
わかった気になるという感じでしょうか。
スラスラとページをめくるスピードが早くなるので、スキャニングといった速読の訓練には向いているかもしれませんが、
深く洞察するなどの思考には向いていない可能性があるのです。
当然、数学の問題演習のような思考を使うものは向いていないでしょう。
やはり、Kindleのテキストを読んでいても、
本当に理解できたか不安なところもあるのです。
このデメリットを克服するには、
紙のテキストと併用することです。
多少のお値段はしてしまいますが、
私は家で使う紙のテキストとスキマ時間に活用するKindle用のテキスト、同じ内容のテキスト2つ用意します。
同じテキストを2つ買うなんて抵抗あるかもしれませんが、明確な使い分けがあるのです。
先ほど、Kindleは思考に向いていないと言いましたが、逆にスキャニングは得意なので、復習には向いているかもしれないです。
普段は紙のテキストとしてしっかり利用し、
復習としてKindleも活用するのです。
つまり、家で普通に勉強する時は紙でやって、
復習を行うときだけ、電車やバスの移動時間に
Kindleで復習します。
これなら思考優位の紙媒体の学習と、円滑なページめくりに最適なKindle、それぞれのメリットを活用できます。
Kindleの電子書籍を一言で例えると、
私は冷凍品と同じだと思っています。
お肉やお魚など、
普通は消費期限がありますが、
冷凍させれば消費期限など関係ありません。
冷凍庫に置いて保存していれば、1年前と姿形変わらず、まるで時間が止まっていたかのように永久に現物を残すことができます。
同じように著者が残した文書も永遠にKindleに残るわけです。
しかし、いくら凍らせたものでも鮮度はどうしても落ちてしまうように、
思考面では、肉筆もしくは紙媒体よりかは、Kindleは劣っています。
それでも学習している人からすれば、効率的に学びたい知識を凍結させ、長持ちさせることができます。
自分が学んだこと、経験したことを凍結保存したい時は、まさにKindleが最適です。
紙媒体、Kindle媒体、両方のいいとこ取りで勉強してみましょう。
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